出版社内容情報
哲学のみならず,隣接の諸学・科学的知の領野・諸芸術に影響を及ぼしている中村哲学.その30年間の歩みをテーマ別に新たに集成・展望する今回の自選著作集は,現代思想最前線の成果であり,開かれた哲学への誘いである.
内容説明
法と言語、天皇制と日本文化の問題にまで及ぶダイナミックな論考第1編(単行本未収録)。その基礎論ともいうべき第2編では、近代日本の哲学・思想を徹底検討する。
目次
第1編 制度論的考察(制度論的視角と日本型思想;制度と社会の基礎理論のために;制度論の提唱とメタ・フィジックス―批評に答えて;法の実定性と言語;天皇制と日本文化)
第2編 『思想』の思想史(思想の条件;大正末年から昭和初年まで;満州事変から第2次大戦突入まで;令戦と独立;安保闘争と1960年代;日本における思想のあり方;21世紀に向けて、または〈思想の条件〉再考)
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