遠山茂樹著作集 〈第8巻〉 日本近代史学史

遠山茂樹著作集 〈第8巻〉 日本近代史学史

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  • サイズ A5判/ページ数 406p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000917087
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3321

出版社内容情報

戦後の日本近現代史研究の礎石を築き,いまなお第一線にある著者が自ら編んだ待望の著作集.研究業績を集大成するとともに,歴史教育への提言や社会的問題への発言など,50年にわたる仕事の全体像が初めて示される.

内容説明

本著作集には、著者みずからが選んだ著書・論文・評論・講演記録・随筆などを、テーマ別に9巻に編成し収録した。第3巻を除き各巻には主題に即した章を設け、そのなかで発表順に配列した。

目次

1 戦後の歴史学と歴史意識
2 史学史点描(三宅雪嶺著『同時代史』について―史論史学への郷愁;丸山真男著『現代政治の思想と行動』について;唯物史観史学の成立―とくに明治維新史研究を中心として;藤井甚太郎先生の明治維新史観;三枝博音先生の業績の歴史的意義;「アジア的生産様式」論争について;日本史学史上の論争;ノーマン史学の評価の問題;羽仁史学における人民の役割;日本資本主義論争と服部之総;津田博士の天皇制論;1942年のころ;『日本資本主義講座』のころ;『歴史科学』と私の学生時代;私が歴史学研究会の委員であった頃)