出版社内容情報
内田義彦(1913-89)の学問の中軸にすえられる実践性への志向は,戦中から高度成長期をへて,情報化社会の状況に至るまで一貫して変らない.社会と人間のありようが根底から問い直され,真の豊かさが模索されている今日,「人文学,そして批判の学としての経済学」のもつ意義はますます重要性を増している.13年ぶりの再刊.
目次
読書と社会科学(「読むこと」と「聴くこと」と;自由への断章;創造現場の社会科学―概念装置を中心に)
学問のよもやまばなし(自前の「概念装置」の創造を;学問のよもやまばなし;対談 社会科学と読書;対談 人間・病・医療・科学)




