内田義彦著作集〈第9巻〉読書と社会科学・学問のよもやまばなし

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000913898
  • NDC分類 330.8
  • Cコード C0330

出版社内容情報

内田義彦(1913-89)の学問の中軸にすえられる実践性への志向は,戦中から高度成長期をへて,情報化社会の状況に至るまで一貫して変らない.社会と人間のありようが根底から問い直され,真の豊かさが模索されている今日,「人文学,そして批判の学としての経済学」のもつ意義はますます重要性を増している.13年ぶりの再刊.

目次

読書と社会科学(「読むこと」と「聴くこと」と;自由への断章;創造現場の社会科学―概念装置を中心に)
学問のよもやまばなし(自前の「概念装置」の創造を;学問のよもやまばなし;対談 社会科学と読書;対談 人間・病・医療・科学)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

32
背表紙から、当然、読書論に興味を喚起されたので風樹文庫より拝借。読書会は研究会形式、皆で集まって持続的に本を読む会(3頁)。本 を(傍点) ではなくて、本 で(傍点) 読む。これが肝心。真の狙いはモノ(4頁)。これは、英語を、ではなくて、英語で学ぶことと似る。本は読むべし読まれるべからず(5頁)。会が楽しく育ってゆくかどうか、その鍵は、参加者の一人一人がどの程度聴き上手かどうかにある(8頁)。二通りの読み方:情報として読む、のと、古典として読む(10頁)。2017/04/25

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