出版社内容情報
大田南畝,狂名四方朱良は天明の江戸庶民を熱狂させ,のちに蜀山人を号して狂歌史に不動の位置を占めた.生涯を小官吏として精励恪勤した幕臣であったが,その,和漢に通じた学才,当意即妙の機智は,狂歌のみならず,漢詩文,戯作,随筆などに爛熟の江戸中期第一等の文人として才筆を揮わせた.今回待望久しかった索引が付され,南畝の多彩な文業の隅々まで照明があたるところとなった.〈第2次刊行〉
内容説明
本巻には、『南畝集』の最後の5冊である第16冊から第20冊まで、すなわち南畝57歳の文化2(1850)年冬から、没する前年、74歳の文政5(1822)年までの間に詠じた漢詩1800余首を収録している。
目次
南畝集16
南畝集17
南畝集18
南畝集19
南畝集二20