本を作るのも楽しいですが、売るのはもっと楽しいです。―韓国の文学を届ける

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本を作るのも楽しいですが、売るのはもっと楽しいです。―韓国の文学を届ける

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  • サイズ 46判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000617307
  • NDC分類 929.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大学の先輩が手書きで韓国語に訳してくれた吉本ばななの『キッチン』、茨木のり子の詩に重ねた民主主義への思い、ハン・ガンの初邦訳作品『菜食主義者』刊行の舞台裏――互いの国の物語をつないできた人々の情熱が、日韓文学の未来をひらく。出版社クオンの社長による、読むことへの愛と信頼に満ちたエッセイ!


【目次】

 はじめに 韓国文学ブームに前史あり

さぁ、社長の仕事をしなくちゃ
 広告コピーで学んだ日本語
 「第一子」はハン・ガン『菜食主義者』
 スーザンと二人の老詩人
 朴景利先生の『土地』
 友だちになること
 本の中の小道
 戒厳令の夜
 社長の仕事
 詩の魔法
 Kビレッジだなんて
 神保町の隣人たち

情熱に満ちたたくさんの人々
 人生の師、金石範先生
 企画が動き出すとき
 池明観先生の卒論指導
 馬鍾基さんとその父をめぐる時間旅行 上・下
 大きな世界観――李光洙と波田野先生
 『広場』と崔仁勲先生
 私を育ててくれたのは八割が風だった
 本の処方箋
 ノーベル文学賞をハン・ガンの引き出しにしまっておいた
 Poem Post――四元康祐さん
 桃のような人

交流の扉をひらく
 人と人が出会うという、とてつもないこと
 出版都市、坡州で
 文学と食べ物
 ソウル国際ブックフェア
 韓国と日本の「街の本屋」
 書店が地域を育てる

 おわりに
 本書に登場する韓国文学の作家たち

内容説明

韓国と日本、本と人とをつなぐ仕事。出版社〈クオン〉社長にして書店〈チェッコリ〉店主による、読むことへの愛と信頼に満ちたエッセイ!

目次

さぁ、社長の仕事をしなくちゃ(広告コピーで学んだ日本語;「第一子」はハン・ガン『菜食主義者』;スーザンと二人の老詩人 ほか)
情熱に満ちたたくさんの人々(人生の師、金石範先生;企画が動き出すとき;池明観先生の卒論指導 ほか)
交流の扉をひらく(人と人が出会うという、とてつもないこと;出版都市、坡州で;文学と食べ物 ほか)

著者等紹介

金承福[キムスンボク]
1969年、韓国全羅南道霊光郡生。ソウル芸術大学で現代詩の創作を学び、1991年に日本に留学。日本大学芸術学部文芸科を卒業後、広告業界で働く。2007年に出版社〈クオン〉を設立。2011年、K‐BOOK振興会設立。2015年には神田神保町に韓国語原書書籍・韓国関連本を専門に扱うブックカフェ〈CHEKCCORI(チェッコリ)〉をオープン。トークイベントや文学ツアーなど、日本と韓国の文学をつなぐ出版活動を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

35
金承福さんは、1991年9月、留学生として日本へやってきました。様々な人と出逢い、日本の出版物の面白さに惹かれ、やがて、韓国の出版物を日本語で出版する仕事をしたいと考えるようになり、様々な人の力を借りて、出版社クオン(CUON)を作ったのです。  著者とのインタビューや、ワークショップもやりたいと考えた金さんは、自分の書店を作れば、そういう場も作れるということに気づき、神保町に書店「チェッコリ」を開店したのです。2025/12/31

tetsubun1000mg

18
表紙を見て、神田に韓国文学の専門出版社クオンを出した方の本だと気が付いて選ぶ。 何年か前にTV番組で紹介されたことを覚えていた。 番組では詳しいことは紹介されなかったので、この本を読んで創業者金承福さんの詳細な経歴が分かった。 思っていたよりも大きく活動されていたようで、韓国文学の翻訳出版だけでなくK-BOOK振興会を作ったり日本と韓国の出版社の合同イベントを開催したりと大きな懸け橋になっている。 韓流TVドラマは苦手だが、今まで読んだ韓国文学はSF、小説、エッセイなどは韓流とは全く違って読みやすかった。2026/05/09

だいふく

7
韓国文学を読むきっかけとなったのは、クオンの「新しい韓国の文学シリーズ」が紹介された記事を読んで興味を持ったこと。そのクオンの社長さんが著者のキムさん。キムさんの熱意が本を通してたくさんの人たちとつながっていくのがすごい。韓国では詩が盛んというのは聞いたことがあったが、本書でも詩人と詩が紹介されている。詩は自分がちゃんと理解できていないと感じてしまうから苦手だけれど、読んではみたい。2026/03/18

アヒノ

6
韓国人の筆者が影響を受けた作家、来日経緯、出版社&書店の立ち上げのいきさつ、近年起きた韓国情勢(日韓共同宣言や戒厳令等)を含め、日韓でそれぞれの文学の良さを広めたい!と熱い気持ちを綴っています。人との感動する話も沢山あり、うるっとする場面も。立ち上げた出版社はハンガンさんの作品を出版した会社で既に自分も手に取っていたのがわかりビックリ!そして、随所で筆者が素晴らしいと思った詩を披露しているのですが、字面で読んでいるからなのか、深み?を感じ取れず自分にはまだ詩の良さがわからず。伸び代満載と前向きに捉えたい。2026/02/08

クァベギ

5
神保町の韓国書籍専門店チェッコリの店主にして出版社クオンの社長、金承福さんの初の日本語著書。本を通じてできた日韓や他の国の人々(小説家、詩人、出版社主、編集者、読者、書店主、お客さんなど)との出会いとさまざまな思い出が綴られている。読むと幸せな気分になるなあ。ほろりとしたりもする(ハン・ガンさんと日本の読者を金承福さんがつないだ時のエピソードなど)。金さんが本から引き出す世界の奥深さと広さが感じられる。⇒2026/01/11

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