出版社内容情報
かつては「科学」と呼ばれた、占星術や錬金術、骨相学や優生学。今は「疑似科学」と呼ばれるこれらに、現在では創造論や心霊研究、「水の記憶」をめぐる主張なども加わっている。では、正しい科学とは? 本書では、擬似科学をめぐる数世紀におよぶ論争を振り返り、科学の本質を考え直す。否認主義が拡大する今こそ読みたい1冊。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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反証可能性では定義できず 進化生物学は反証不可能 ポパー基準は機能しない 区分問題は疑似問題 研究プログラム論が有効 遺存科学は正統性の喪失 骨相学は正統神経学 錬金術→化学 化学は17世紀後半に独立 政治化科学の出現 アーリア物理学はナチス運動 アインシュタインはユダヤ人物理学者 ノーベル賞受賞者が主導 ルイセンコの獲得形質説 メンデル遺伝学が禁止 超心理学はESP研究 心霊研究協会1882年設立 ラインのカード実験 ハンセルが欠陥指摘 優生学はゴルトン1883年 氏か育ちかの起源 疑似科学は文脈に依存2025/11/21




