たとえば「自由」はリバティか - 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義

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たとえば「自由」はリバティか - 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義

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  • サイズ 46判/ページ数 368p
  • 商品コード 9784000617260
  • Cコード C0030

出版社内容情報

幕末から明治の初め、西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り、さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した。これらは、果たして原語と同じ意味だろうか。日本政治思想史の研究者が、西欧における原義を探り、翻訳語の意味との相違を明らかにする連続講義。


【目次】

 開講にあたって
 表記について

第1講 「お金に不自由しています」FREEDOM・LIBERTY
 1.「自由便当」とFreedom
  (1)コンビニ
  (2)奴隷でないこと
 2.翻訳の試み
  (1)困難
  (2)試みの例
 3.「自由」
  (1)普及
  (2)「自由民権」
  (3)疑い

第2講 「武士の一分でござる」RIGHT
 1.「利権」と「正しいこと」
  (1)「権利」とは
  (2)Rightとは
  (3)「権」である「利」
 2.翻訳の試み
 3.「株」と「分」

第3講 「正義省」はどこに LAW
 1.Law/right/justice
 2.Law/Gesetz/loi
 3.「法」と「理」
  (1)清朝中国において
  (2)徳川日本において
  (3)維新前後

第4講 「この村は、本性がいっぱいです」NATURE
 1.Nature/nature/Natur
  (1)本性
  (2)被造物
 2.「自然」
  (1)Spontaneous
  (2)ズレ
 3.「天」と「性」
  (1)「天」と「天然」
  (2)「性」

第5講 「それは公用ですか」PUBLIC/PRIVATE
 1.「公用」
  (1)混乱
  (2)共通
 2.Public/private
 3.公/私
  (1)共にする/しない
  (2)重なる波紋
 4.おほやけ/わたくし
  (1)「公方」「公儀」「公界」
  (2)入れ子
 5.「公私混同」

第6講 「キミも、いよいよ社会人だね」SOCIETY
 1.「社会国家」と「社会人」
  (1)social/sozial
  (2)交際
  (3)世間
  (4)「社会」
 2.「仲間」「組」「連中」「社中」
 3.「社」「会」「会社」

 注
 講義を終えて
 人名索引/史料索引

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