出版社内容情報
「いつメンはいるけど友達じゃない」「いつメンはインフラ」「キャラかぶりはNG」「世界中にいじめられてると知られた」……。空気を敏感に察知し友達関係に腐心、SNSに縛られる子どもたち。日常と非日常を往還し、ときに劇的な変化を見せる姿に出会ってきた臨床家がエピソード豊かに描き出す、今どきの思春期。
内容説明
「子どもが何を考えているのかまったくわからない」「自分の思春期とまったく違う」―。今を生きる思春期のこころは何に揺れている?「いつメンは友だちじゃない」「いつメンはインフラ」「キャラかぶりはNG」「世界中にいじめられてると知られた」…。空気を敏感に察知し友だち関係に腐心、SNSに縛られる子どもたち。日常と非日常を往還し、ときに劇的な変化を見せる姿に出会ってきた臨床家がエピソード豊かに描き出す、今どきの思春期。
目次
1(思春期をとりまく現状から;学校でのいつメンとネットでの親友;「解離っぽい」ことの裏側にあるもの;ネットと思春期センサー)
2(消え去る女性のイメージ;外からの力で生まれる物語;私も知らない「私」の「秘密」;異界につながる想像力)
3(自己感覚を発見するとき;思春期センサーの目盛り)
著者等紹介
岩宮恵子[イワミヤケイコ]
臨床心理士、公認心理師。聖心女子大学文学部卒業後、鳥取大学医学部精神神経科研究生を経て、2001年島根大学教育学部准教授。2006年同教授。2017年より島根大学人間科学部開設に伴い、同学部心理学コース教授。島根大学こころとそだちの相談センター長兼務。1995年よりスクールカウンセラーとして小・中・高校に派遣され豊富な臨床経験をもっている。京都大学博士(教育学)。2025年3月をもって島根大学を退任、個人のカウンセリングルームを開設予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スイ
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カワウソさん