出版社内容情報
「死刑囚」のくびきを外し、袴田巖が真の自由の身になる時がきた。「捏造」が疑われる警察の動き、死刑判決を下し、支持した歴代裁判所の判断、弁護活動の瑕疵……。寡黙な元ボクサーを精神の破綻に追い込んだ責任はどこにあるのか。献身的に支え続けた姉ひで子と弟の人生を重ね合わせながら、世紀の冤罪事件の全貌に迫る。
内容説明
「死刑囚」のくびきを外し、袴田巖が真の自由の身になる時がきた。証拠の捏造まで行った警察の動き、死刑判決を下し、支持した歴代裁判所の判断、弁護活動の瑕疵…。寡黙な元ボクサーを精神の破綻に追い込んだ責任はどこにあるのか。献身的に支え続けた姉ひで子と弟の人生を重ね合わせながら、世紀の冤罪事件の全貌に迫る。
目次
第一章 事件
第二章 拷問
第三章 捏造
第四章 死刑
第五章 喪心
第六章 釈放
第七章 帰郷
第八章 無罪
著者等紹介
藤原聡[フジワラサトシ]
ジャーナリスト。1959年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、共同通信社に入社。社会部デスク、長崎支局長などを経て編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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