出版社内容情報
芦?部信喜の憲法研究とは何であったか。それは、戦禍の末生まれた憲法によって導入された違憲審査制を日本に根付かせる営みであり、平和主義・法の支配・自由主義等の価値を、政治、司法、国民に伝える不断の努力であった。生誕100年記念、芦?部の研究の功績を評価し残された課題を共有する、憲法学者29名渾身の書き下ろし決定版!
内容説明
芦部信喜の憲法研究とは何であったか。それは、戦禍の末生まれた憲法によって導入された違憲審査制を日本に根付かせる営みであり、平和主義・法の支配・自由主義等の価値を、政治に、司法に、国民に伝える不断の努力であった。生誕100年記念、芦部憲法学の功績を憲法学者29名が評価し、今日に残された課題を問う。
目次
第1部 総論(「政治」の現れる場所―芦部信喜の憲法制定権力論をめぐって;芦部信喜の八月革命 ほか)
第2部 基本権各論(包括的基本権論―論争における芦部信喜の位置;投票価値の平等について ほか)
第3部 国会と内閣(国民主権と代表制;憲法62条の憲政史―国政調査権の過去・現在・未来 ほか)
第4部 裁判所と違憲審査(司法の概念;日本の違憲審査制の位置づけと評価 ほか)
著者等紹介
高橋和之[タカハシカズユキ]
東京大学名誉教授
長谷部恭男[ハセベヤスオ]
早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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