出版社内容情報
目に見える景色がすべてではない。自然の音、人工の音、聴こえる音、聴こえない音──多様な要素が織り成す風景に音からアプローチし、その場らしさを引き出すプロジェクトの数々は、訪れる者の感覚を揺さぶり、身体と土地との繋がりを問う。豊かな感性を取り戻し、真に環境とともにある文化をまなざす思索と実践。
内容説明
目に見える景色がすべてではない。自然の音、人工の音、聴こえる音、聴こえない音―多様な要素が織り成す風景に音からアプローチし、その場らしさを引き出すプロジェクトの数々は、訪れる者の感覚を揺さぶり、身体と土地との繋がりを問う。豊かな感性を取り戻し、真に環境とともにある文化をまなざす思索と実践。
目次
序 越境するサウンドスケープ(鳥越けい子)
列島の深層への接続―寺院、茶と湯(星憲一朗)
故郷の風景を生きる―“池の畔の遊歩音楽会”の挑戦(鳥越けい子)
都市に身を置き観察する―界隈性とサウンドスケープ(鷲野宏)鼎談 感性の回路をつなぐ(鳥越けい子×星憲一朗×鷲野宏)
著者等紹介
鳥越けい子[トリゴエケイコ]
1955年生。青山学院大学総合文化政策学部教授、日本サウンドスケープ協会代表理事。サウンドスケープ研究
鷲野宏[ワシノヒロシ]
1974年生。アートディレクター/デザイナー。都市楽師プロジェクト主宰。千葉明徳短期大学非常勤講師
星憲一朗[ホシケンイチロウ]
1969年生。音楽環境研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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