出版社内容情報
部活動など、日本のスポーツにおける体罰の問題が絶えない。厳しい上下関係を背景に、指導の名のもとに繰り返される暴力。こうした歪な状態はいつ発生し、なぜ広がっていったのか。日本の代表的スポーツである野球の歴史をたどりながら、膨大な史料を駆使し実証的に考察。体罰なきスポーツ界の実現へ向け具体的に提言する。
内容説明
部活動をはじめ、日本のスポーツにおける体罰の問題が絶えない。厳しい上下関係を背景に、指導の名のもとに繰り返される暴力。こうした歪んだ構造はいつ発生し、なぜ広がっていったのか。日本の代表的スポーツである野球の歴史をたどりながら、膨大な史料を駆使し実証的に考察。体罰なきスポーツ界の実現に向けて具体的に提言する。
目次
体罰の減らないスポーツ界
第1部 体罰発生以前の日本野球(野球部活動の発生と制裁―明治期の一高野球と早慶野球部;野球部の拡大と部員の関係―中等学校の成立と学生野球の組織化)
第2部 体罰の発生と拡大(野球の「近代化」と体罰の発生―大正期の構造転換;戦後野球の拡大と激化・日常化する体罰―学生・社会人・プロへ)
体罰なきスポーツ界の実現に向けて
著者等紹介
中村哲也[ナカムラテツヤ]
1978年大阪府生まれ。京都府立大学文学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。早稲田大学スポーツ科学学術院助手を経て、高知大学地域協働学部准教授。専門は日本スポーツ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ポルポ・ウィズ・バナナ
72ki