出版社内容情報
経済格差に裏打ちされた、消費を通じた身分競争、住居地の階層的な分離、そして熾烈な教育競争は次第に社会的・空間的・文化的次元の格差と排除のプロセスを駆動する。「没落する中産層」を尻目に台頭する特権中産層の実態から、韓国社会を飲み込むグローバル資本主義の宿痾を見つめる「社会学的ノンフィクション」。
内容説明
経済格差に裏打ちされた、消費を通じた身分競争、居住地の階層的な分離、そして熾烈な教育競争が、次第に社会的・空間的・文化的次元の格差と排除のプロセスを駆動する。「没落する中産層」を尻目に台頭する特権中産層の実態から、韓国社会を呑み込むグローバル資本主義の宿痾を見つめる「社会学的ノンフィクション」。
目次
序論 中産層は消えるのか
1章 韓国における中産層の形成と崩壊
2章 不平等構造の変化
3章 特権中産層の登場
4章 江南スタイル階級の形成
5章 ブランド品、ウェルビーイング、階級の差別化
6章 教育階級闘争
7章 グローバル教育戦略
結論 特権と不安
著者等紹介
ハーゲン・クー[ハーゲンクー] [Hagen Koo]
具海根。米国・ハワイ大学社会学科名誉教授。ソウル大学卒業、米国・ノースウェスタン大学で社会学博士号取得
松井理恵[マツイリエ]
跡見学園女子大学観光コミュニティ学部准教授。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(社会学)。韓国の地方都市・大邱をフィールドとし、森崎和江の作品を通じた植民地朝鮮の研究、敵産家屋とコミュニティに関する社会学的研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
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