忘れ得ぬ言葉―私が出会った37人

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忘れ得ぬ言葉―私が出会った37人

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  • サイズ B6判/ページ数 170p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784000616058
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「自分の逃げる姿勢というものは許せない」――瀬戸内寂聴さんをはじめ、大江健三郎、石牟礼道子、菅原文太、やなせたかし各氏など、三七人から直接聞いた印象深い言葉を紹介。戦争、原発、公害、えん罪、基地問題など、権力に抗し、あくまで人びとの側に立ち筋を通したそれぞれの人生を、豊かな筆致で描く愛蔵版エッセイ集。

内容説明

「自分の逃げる姿勢というものは許せない」―瀬戸内寂聴さんをはじめ、大江健三郎、石牟礼道子、菅原文太、やなせたかし各氏など、三七人から直接聞いた印象深い言葉を紹介。戦争、原発、公害、冤罪、基地問題など、権力に抗し、あくまで人びとの側に立ち筋を通したそれぞれの人生を、豊かな筆致で描く愛蔵版エッセイ集。

目次

1(大江健三郎「私らは原発体制の恐怖と侮辱のそとに出て、自由に生きて…」;瀬戸内寂聴「やはりそういう自分の逃げる姿勢というものは許せない」 ほか)
2(佐多稲子「そして私たちは歌い出した、私たちの闘いの歌を」;花田清輝「君は書けないんですか」 ほか)
3(熊谷あさ子「海が汚されたら大間は終わりだ。海と畑があれば人間は食っていける」;寺下力三郎「水準点以下の村民の生活を基準にして村政に取り組む…」 ほか)
4(石牟礼道子「わたしのことではなく、ゆりさんのことを書いてください」;上野英信「かねを惜しむな。時間を惜しむな。いのちを惜しむな」 ほか)

著者等紹介

鎌田慧[カマタサトシ]
1938年青森県生まれ。ルポライター。労働、原発、冤罪、沖縄問題などを取材・執筆するとともに、各地に足を運び運動につらなる。「「さようなら原発」一千万署名市民の会」呼びかけ人など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けんとまん1007

42
自分の立ち位置をどこに置き、視線・視野・視座をどうするか。見て見ぬふりをしない力は凄い。なかなかできないが、そんな方向を向いていたいと思う。オードリー・タンさんの言葉も浮かぶ。どこから光をあてるのかにかかっている。共通しているのは、一人一人のひとに思いをはせること。2023/11/12

山口透析鉄

27
市の図書館本で。先日ようやく無罪が確定した袴田さん以外は全て故人です。 強いて共通項を挙げれば、皆本物、ということでしょうか。 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」という井上ひさし氏の言葉は私にとっても座右の銘です。 国労、国鉄分割問題絡みや高木仁三郎(元祖NGOというべき原子力資料情報室の初代代表)さんと原子力絡みの話も印象に残りますが、熊谷あさ子さんと「あさこはうす」、私もここには手紙を送り続けています。今は週一くらいですが。(以下コメ欄)2024/11/25

Naoko Takemoto

11
社会派ルポライター鎌田慧が出会った人々との思い出や交わした言葉をひとり数ページで語る。兎角見て見ぬふりをし、他人事と目を背けがちな世の中にある不合理、理不尽に立ち向かう人々のこと。正義を持てとは言わない、振り向き考えるだけでもいいから、と言われたようだ。袴田巌さんのことが堪らない。私は袴田さんのお姉さんが本当に素晴らしい人だと思う。2023/10/06

ゆうろう

2
今年の初読了本。鎌田慧さんの選んだ37人。初見の人も多く、還暦間近の自分の無知さに呆れる。P74埼玉東村山市の「原爆の図 丸木美術館」は是非訪れたい。上野英信さんの名前は知っていたが、元炭坑夫の南米移民を描いた『出ニッボン記』、『眉屋私記』を読んでみたくなった。トリは共同通信記者だった斎藤茂男氏。彼の「日本の幸福」シリーズは中学生の頃、地元紙夕刊で連載されており、貪り読んだ記憶があるなー。その夕刊も今はない。有名無名など関係なく、対象者への鎌田さんの謙虚な思いが伝わってくる好著。対象者も著者も素晴らしい。2024/01/02

ぼちぼちら

1
人生訓的な内容を期待したが…2025/02/08

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