憲法裁判の法理

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憲法裁判の法理

  • 渡辺 康行【著】
  • 価格 ¥8,470(本体¥7,700)
  • 岩波書店(2022/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 526p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000615648
  • NDC分類 327.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

芦部説に代表されるような、アメリカ憲法研究を基盤とする従来の憲法訴訟論とは異なるタイプの憲法訴訟論があることを示して、学界に刺激を与えてきた著者のこれまでの研究の営為を集成。ドイツ憲法学、法理論(「法の支配」論)、判例分析、裁判官論という四つの視角から、日本における憲法裁判の現状を多角的に考察する。

内容説明

アメリカ憲法研究を基盤とする従来の憲法訴訟論とは異なるタイプの憲法訴訟論があることを示して、学界に刺激を与えてきた著者のこれまでの研究の営為を集成、ドイツ憲法学、法理論、判例分析、裁判官論という四つの視角から、日本における憲法裁判の現状を多角的に考察する。

目次

序章 本書の関心・考察方法
第1部 ドイツにおける憲法裁判権(ドイツ連邦憲法裁判所とドイツの憲法政治;裁判官による法継続形成とその限界―ソラヤ決定;裁判判決の恣意および裁判の法と法律への拘束―連邦弁護士手数料法事件決定;ドイツ連邦憲法裁判所研究・拾遺)
第2部 法の支配と司法権(「法の支配」の立憲主義的保障は「裁判官の支配」を超えうるか―「法の支配」論争を読む;司法審査の対象と限界―富山大学判決を読み直す;〔補論〕政党の内部自治と司法審査―共産党袴田事件判決;団体の内部自治と司法審査―地方議会を中心として;〔補論1〕地方議会の自立的権能と司法審査―岩沼市市議会議員出席停止処分事件 大法廷判決を機縁として;〔補論2〕地方議会議員に対する出席停止の懲罰と司法審査;「裁判官の市民的自由」と「司法に対する国民の信頼」の間―裁判官の分限事件から考える;〔補論〕裁判官弾劾制度少考―岡口其一裁判官の訴追を契機として)
第3部 憲法訴訟(広島市暴走族追放条例事件判決の基礎的考察―その二つの正当化審査について;憲法訴訟の現状―「ピアノ判決」と「暴走族判決」を素材として;〔補論〕国公法違反事件上告審判決に向けて―猿払基準の行方;合憲判断の方法―合憲限定解釈と憲法適合的解釈;憲法判例における比較衝量論―その歴史と現在)
第4部 裁判官(最高裁判所判事としての団藤重光―「リベラルなタカ」の挫折と価値;最高裁判所判事としての藤田宙靖―憲法事件における「適正な紛争解決」とは;最高裁裁判官と「司法部の立ち位置」―千葉勝美裁判官の違憲審査観;〔補論〕裁判官研究・拾遺―《書評》『現代日本の司法―「司法制度改革」以降の人と制度』)
終章 裁判官の「積極的な政治運動」と国家公務員の「政治的行為」

著者等紹介

渡辺康行[ワタナベヤスユキ]
1957年生まれ。一橋大学大学院法学研究科特任教授。憲法学。東北大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。九州大学大学院法学研究院教授、一橋大学大学院法学研究科教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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