反自然主義の教育思想―“世界への導入”に向けて

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反自然主義の教育思想―“世界への導入”に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000615570
  • NDC分類 371.2
  • Cコード C3037

出版社内容情報

教育はもはや「世界」がいかなるものかという実在論的な問いを子どもに提示できず、ただ子どもの「自然」な発達を科学的に分析し、学習を効率化することしか目指せないのだろうか。昨今の自然主義的な教育観の思想的淵源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで再検討する。壮大な教育思想史。

内容説明

教育はもはや“世界への導入”を目指す実在論的なプロジェクトではあり得ず、人間の成長・発達の科学的解明を足場に学習の効率化を追求する営みでしかないのだろうか。昨今の自然主義的な教育論が抱える困難の思想的な根源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで追跡し探り当てる、教育思想史の冒険。

目次

第1章 現代の教育論とその困難(教育論の現況―「能力」と「学習」への焦点化;「人間形成」から「学習能力」へ―ニクラス・ルーマンの教育論)
第2章 教育思想における「自然」と実在論(「自然」の目的論的構造のなかで;「表象」の構図―コメニウスと教育学的実在論 ほか)
第3章 自然主義的教育論の源流(原型としてのスペンサー―ペスタロッチ批判に着目して;進化論と教育論―ドイツ語圏における展開 ほか)
第4章 反自然主義の教育思想(アレントの教育論における反自然主義と実在論;「教育人間学」とその困難 ほか)

著者等紹介

今井康雄[イマイヤスオ]
1955年生。1982年広島大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。広島大学、東京学芸大学、東京都立大学、東京大学を経て、日本女子大学教授・東京大学名誉教授。専門は教育哲学および近現代ドイツを中心とした教育思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tkg

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教育において自然と技術をどのように捉えてきたのか、精緻に描写されていたのが参考になった。2024/05/19

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