台湾の少年〈4〉民主化の時代へ

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台湾の少年〈4〉民主化の時代へ

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  • サイズ B5変判/ページ数 173p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784000615488
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0079

出版社内容情報

七〇年代、蔡焜霖(さいこんりん)は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。?介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動く。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには、さらに長い時間が必要だった。シリーズ最終巻。

内容説明

1970年代、蔡焜霖は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。蒋介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動いていった。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには、さらに長い時間が必要だった。日本統治時代から戒厳令下の時代、民主化を経て現代まで、白色テロの傷を負いながら生き抜いたある個人の人生でたどる、激動の台湾現代史。シリーズ最終巻。

著者等紹介

游珮芸[ユウハイウン]
台湾大学卒業後、お茶の水女子大学で博士号取得。台東大学児童文学研究所准教授。研究、教育のほか、児童文学の編集、創作、翻訳、評論に携わる

周見信[シュウケンシン]
台北芸術大学卒業後、台東大学児童文学研究所博士課程在籍中。創作と児童文学と美術教育に関心がある。2016年に『小白』(郭乃文との共作)で信誼幼児文学賞を受賞したほか、多数の作品を手がける

倉本知明[クラモトトモアキ]
香川県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了。学術博士。台湾文藻外語大学准教授。専門は比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ

105
蔡焜霖は40歳。1970年代の台湾は国際社会から徐々に閉め出されていく。1975年蒋介石死去。1979年後ろ盾だったアメリカが北京の中華人民共和国と国交を樹立。蔡焜霖は國泰生命保険グループに就職するが、日本から来た明治生命・原一平氏の通訳を務めたことから再び逮捕される。1987年戦後から続く戒厳令が解除され、1996年李登輝総統が直接選挙で選出された。その後国民党と民進党の2大政党の民主主義が確立した。蔡焜霖の有罪判決が取り消されたのは2018年10月。実に68年を経てのことであった。台湾の歴史マンガ。2023/02/07

ruki5894

11
もしも、きみこさんから語られる物語を本にしたなら、違う物語になっていたことでしょう。あの時代に蔡焜霖と結婚して子どもを産み育てた。きみこさんのお話も聞きたかった。最後の病室のシーンはフィクションだそうだが、穏やかに最後まできみこさんと手を繋いだまま。4巻読み応えありました。2023/08/12

二人娘の父

10
台湾である。今日的に様々な点で注目を寄せられる台湾。私は間違いなく台湾の歴史を、一人の台湾人の生活史を通じて知ることができた。反共政策で民衆を弾圧した歴史、そして蒋介石の家系から李登輝への政権移行により、民主化の進んだ台湾。そのすべてを体験した主人公の波乱の人生。私たちはその歴史を忘れてはならない。2023/02/23

山陰 柴

7
最終章。蔡焜霖氏の激動の一生である。淡々と語られ、リアルに読む者の心に響いた。2023/09/29

チェアー

6
自らが獄中にとらわれ、周囲の人々が殺され、社会に戻っても監視と差別を受け、苦しみにあえいできた人が、なぜこれほどに温かくこのよう帰ることに情熱を傾けることができるのか。人間は苦しみを経て、ここまで豊かになれるのか。 2023/03/25

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