聖職と労働のあいだ―「教員の働き方改革」への法理論

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聖職と労働のあいだ―「教員の働き方改革」への法理論

  • 〓橋 哲【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 岩波書店(2022/06発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615389
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報



?橋 哲[タカハシ サトシ]
著・文・その他

内容説明

教師たちは、制度的・構造的に厳しい状況に追い込まれ、教育者、労働者としての主体性を奪われている。いまや「子どもと向き合い、その成長に関わり続ける」という教師の本分をまっとうすることが難しくなっている。なぜ、教師という職業は、これほどまでに「つらい仕事」となってしまったのか?その歴史的、法制度的背景を明らかにするとともに、多くの問題が指摘される「給特法」を徹底的に解剖し、その出口を探る。

目次

「働き方改革」vs.「教育の充実」の罠―なぜ問題なのか、なにを問題にしなければならないのか?
第1部 給特法の制定までとその後―なぜ、つらい職業となってしまったのか?(教員給与の法制史―「あるべき給与体系」をめぐる相克;教員給与の新自由主義改革―二〇〇〇年代以降の制度改変)
第2部 給特法の解剖―本当は何が問題なのか?(給特法の構造と矛盾―ゆがめられた教職の「特殊性」;二〇一九年改正給特法の問題―迷走する「学校における働き方改革」;改正給特法における「労働時間」概念の問題―労基法を潜脱する「在校等時間」論批判)
第3部 給特法問題の出口を求めて―司法による是正と新たな制度モデルへの展望(司法による教育政策是正の可能性―給特法をめぐる従来型裁判の類型と争点;埼玉教員超勤訴訟第一審判決の意義と課題―「画期的」な理由と乗り越えるべき壁;学校における働き方改革のオルタナティブ―アメリカにみる教員に固有な勤務時間管理モデルの可能性)
教員の働き方改革のあるべき方向

著者等紹介

〓橋哲[タカハシサトシ]
1978年生。埼玉大学教育学部准教授。博士(教育学)、日本学術振興会特別研究員、中央学院大学専任講師、コロンビア大学客員研究員(フルブライト研究員)等を経て現職。専門は教育法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mokohei

1
本書とは直接関連しないが、「聖職と労働」の文脈は恐らく60-70年代に語られていたものとは相違しているだろうし、その切り口から議論を考えてみるのもよいように思う。特に「専門性の必要性→教員の自律性の強化→非統制的な教員の環境の常態化→過重労働の測量困難化」みたいなパスの可視化が必要に思える。2022/12/28

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