ポルノ被害の声を聞く―デジタル性暴力と#MeToo

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615310
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ポルノ、エロコンテンツにきわめて寛容な日本社会。AV出演強要訴訟は、低年齢化・深刻化するポルノ被害の一端を明るみに出した。被害者からNPOに寄せられた自己回復へ向けた声、向き合う相談員の声が重なり合い、埋もれた被害を掘り起こしていく。ネットを通じ世界規模の産業となっている性暴力の商品化に私たちはどう向き合うのか。

内容説明

ポルノやエロコンテンツにきわめて寛容な日本社会。AV出演強要訴訟は、低年齢化・深刻化するポルノ被害の一端を明るみに出した。NPOに寄せられ続ける被害者の自己回復へ向けた声、それに向き合う相談員の声が重なり合い、埋もれた被害を掘り起こしていく。インターネットを通じて「性暴力の商品化」が世界規模の産業となっているいま、私たちはこの無数の#MeTooを聞き取れるだろうか。

目次

第1部 埋もれたポルノ被害者の声を聞き続けて―#MeTooがここにあった(AV制作過程での性暴力被害を掘り起こす;AV事件の裁判をどう闘うか―被害の実態と法のギャップの中で;「本当に素朴な田舎の子だった」―AV被害当事者の語りを聞く;AV出演強要問題から考える「自発的でない同意」―「自由意志」と「強制」の狭間で)
第2部 インターネットに乗る性被害―量と質の飛躍的展開(インターネットが被害を無限に拡大する―相談から見えるデジタル性被害の実態;韓国でデジタル性暴力と闘う―DSOの活動から;オンライン・ポルノと性の人格権)
第3部 ポルノの日本化―デジタル性被害を牽引する「性進国」ニッポン(AVカルチャーを輸出するポルノ大国・日本;「ゲイシャ効果」―欧米は日本の性産業をどのように利用しているか)
座談会 苦しみへの共感から支援は始まる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

災害大嫌い美少女・寺

52
私も助平なので、AVをあれこれ見てきたせいか、ニュースで性犯罪の報道がある度に既視感を覚える事がある。マッサージ師が客へ(またはその逆)、男教師から女生徒へ(稀に女教師から男生徒へ)。あのAVで観たやつ!と、つい思う。他の本で読んだが、痴漢をする人は痴漢物AVを観ているそうである。AVが我々の価値観を変えてしまった被害は、たぶん甚大である。先日、宮台真司が刺されたが、彼がかつてバクシーシ山下の性暴力AVを高評価し、あげくに男優を送り込んでいた事実を知り、こういう本を読みたくなった。一読。反省した。(続く)2022/12/08

katoyann

22
ポルノ被害の実態について、被害者支援に携わる支援者や研究者らが分析して、見解を述べている論稿集である。東アジアでアダルトビデオに代表されるポルノが氾濫しているのは唯一日本のみであり、他の国々にはそもそもポルノ産業がないという。本書は韓国のサイバーポルノの被害やオーストラリアの性売買被害など国際比較もあり、充実した内容である。海外の有名なポルノサイトである「porn hub」では、検索されたキーワードの第一位がJapanese(同書169頁)であるという。ポルノの氾濫は、日本の女性を脅かしていると言える。2022/11/28

kenitirokikuti

7
Wikipedia「ABCD問題」を読むと、新左翼の内に特に女性差別について対応せねばならないグループがあると分かる。その手のイデオローグらと、ばっぷすは特に婦人保護局の女性職員らで構成されている。ぱっぷすの公式ページに一般向けのメルマガが公開されているが、それとざっと読んだ限りでは、ちよっと話を盛ってるなぁ、という印象。自らを新左翼の国際交流の末端と位置付けるなら、全体としては大きな活動のように見做せなくもないが▲5月刊行の本書では北原は副理事長だが、7月には抜けているようだ。総会についてアナウンスない2022/12/05

ふーりん

3
仕事がらパートナーや家族からのDV被害にあった女性と接することがあります。本の表題に興味を持ち手に取った図書館本です。 日本が性進国であることに驚きました。スマホが子供にまで普及している時代になり、ポルノが年代、場所、性別に関係なく身近に存在するようになりました。ポルノ被害者の生の声を聞いてきた"ぱっぷす”が多くの人に知ってもらいたいと書かれた本です。今現在も性被害に悩まれている人たちに、#Me Tooで声を出してほしいと思います。2022/09/18

Go Extreme

2
寄せられ続ける無数の#MeToo 埋もれたポルノ被害者の声を聞き続けて―#MeTooがここにあった: AV制作過程での性暴力被害を掘り起こす AV事件の裁判をどう闘うか 「本当に素朴な田舎の子だった AV出演強要問題から考える「自発的でない同意」 インターネットに乗る性被害―量と質の飛躍的展開: インターネットが被害を無限に拡大する 韓国でデジタル性暴力と闘う オンライン・ポルノと性の人格権 ポルノの日本化: AVカルチャーを輸出するポルノ大国・日本 「ゲイシャ効果」 ぱっぷすの活動を支えている人々2022/07/05

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