出版社内容情報
「アナーキズムの父」と言われた思想家が、真に探求したものは何だったのか。近代のデモクラシーや私的所有が内包する「絶対」性への批判から、均衡・連合・集合理性といった概念による社会秩序構想に至る、その独創的かつ豊穣な思想の全容を、気鋭の研究者が精緻な読みで浮かび上がらせる
内容説明
「アナーキズムの父」と言われた思想家が、真に探求したものは何だったのか。近代のデモクラシーや私的所有が内包する「絶対」性への批判から、均衡・連合・集合理性といった概念による社会秩序構想に至る、その独創的かつ豊穣な思想の全容を、気鋭の研究者が精緻な読みで浮かび上がらせる。
目次
第1章 所有・人間・絶対
第2章 セリーと均衡
第3章 神の主権と人間の連合
第4章 集合理性―自律・社会・上書き
第5章 正義の理想化
補論 プルードンとミソジニー
著者等紹介
金山準[カネヤマジュン]
1977年生。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了、博士(学術)。2008年より北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。2013‐14年、パリ第八大学客員研究員。専門は近現代フランス思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どら猫さとっち
11
アナキズムの祖といわれるピエール=ジョゼフ・プルードン。フランス革命後、彼は王政に支配されない思想・アナキズムを生み出した。その彼の人生と思想を、研究者が読み解く。デモクラシーや私的な所有のなかにある絶対的なものへの批判、連合主義、集合理性、正義の尊厳などを論じ、プルードン独自の思想に光を当てる。アナキズムの祖は、かくあるべきに疑問、そして闘う人でもあった。2026/06/27
月をみるもの
11
論争相手だったマルクスに比べると、今では圧倒的にマイナーなんだけど、それは革命大好きな人が多いからなのか?2022/04/29
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