ハブられても生き残るための深層心理学

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

ハブられても生き残るための深層心理学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月01日 05時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615020
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

出版社内容情報

■編集部からのメッセージ
「ハブられる」という言葉は、なじみがないと感じる方もいるかもしれません。仲間外れにされる、排除されるという意味で、若い人たちなどに普通に使われています。少し前から、同調圧力や「空気を読め」といった流れに息苦しさを訴える声が増えてきたように思います。そして、SNSの普及や現在のコロナ禍において、そうした流れはさらに強まっているのではないでしょうか。本書では、自分だけがハブられていると感じてしまいがちな心性や、こうした現象が起きやすい日本社会の背景を深層心理学で解き明かそうとします。「鶴の恩返し」や「イザナギ・イザナミ」などの説話・神話に浮世絵、さらには海外の映画作品など、いろんな素材が取り上げられる、著者だからこその「深層心理学」となっています。
本書の中で、著者は人生を演劇としてとらえることを提唱しています。そして、私たちは、悲劇をくり返してしまいがちな「心の台本」を抱えていると指摘します。「鶴の恩返し」の鶴は人間ではないことがばれて「自分さえいなければ」と去って行きます。そうした自己否定と自己嫌悪に満ちた「心の台本」を紡ぎ直して、自分らしい人生を見つけて生き残っていく。そこへの道筋を読者とともに考えていきます。

内容説明

私だけがのけ者にされ、みんなから悪く言われている…。そんな息苦しさを訴える声が多い。そう感じてしまうのはなぜか。また、こうした現象が日本社会で起きやすい背景とは。ミュージシャン、そして精神科医としての自身の経験や、長年の精神分析的臨床で得た深層心理学の世界観によって、その仕組みを考察。悲劇に陥りがちな人生の「台本」を紡ぎ直し、自分らしく生きるヒントを探す。

目次

序 「ハブられる」とは
第1章 なぜハブるのか―同化と異化の生理
第2章 排除する深層心理
第3章 反射的に排除する心身
第4章 日本語から考えてみる―多義的で曖昧な言語を使う心
第5章 異類を排除する物語を読む
第6章 “あなた”との「つながり」―親子関係から考える
第7章 人生を劇として見る―「心の台本」を紡ぎ直すために
第8章 心の構え方―自己を構造化する
第9章 生き残る“私”が相手を変える
第10章 人生を渡す
さいごに 心の専門家へ

著者等紹介

きたやまおさむ[キタヤマオサム]
1946年淡路島生まれ。精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学大学院教授、白鴎大学副学長などを経て、九州大学名誉教授。2019年より日本精神分析協会精神分析的精神療法家センター長、2021年より白鴎大学学長。1965年、京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。68年解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。その後、精神科医となり、現在も精神分析的臨床活動を主な仕事とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

93
この本は北山修と著者名には漢字で書いてないので専門的というよりも一般向きの精神分析の本だと思います。読んでみると非常にわかりやすく読みやすい気がしました。5章の「異類を排除する物語を読む」は目から鱗が落ちる様な感じを受けました。もう少し難しいみすず書房の著者の本も読みたい気がしました。2022/02/20

ステビア

25
含蓄ありまくり。名著である。2022/01/24

ochatomo

18
レクチャー&ミュージックコンサートの推奨本 『自分がターゲットになったとき、心の平静を保ち、病気にならないで健康を維持するためにも深層心理学は必要です。』 人生を舞台とし、楽屋にひっこむことの大切さと、心の台本への伝承物語の影響を指摘(夕鶴のつうは飛べなくなって居直ってもいい) 心に異物を置いておくと奥行きができる 味方になってくれる第2者を確保することが大事 第2者は、自分と第3者に通じていて橋渡し役となるし、二重性から裏切りもある 2021刊2023/03/13

かめぴ

12
帰ってきたヨッバライのきたやま氏、精神科医になってたのか…題名は恐ろしいが、これ以上心に響いた心理本なかったかも。分かりやすく読みやすいし。日本の二重構造(軽い)二重言語、甘えからの突然の捌け口。慣れるのが最も肝心なスキル。みんなって誰?異類婚姻説話で心の台本を客観的に見る。主人公は自分だか、それにもまして大事なのは第二者。みんなと言う第三者はあてにならない。ガスライティングには気をつけよう。2022/06/05

れい

7
【図書館】タイトルのキャッチーさとは裏腹に内容は専門的。誰しもが心に異類のものを抱えてるので、誰でもともすればハブられる可能性がある。排除される立ち位置に追い込まれた時、自分が去ればここは収まると去ってばかりではいけない。そこに留まり他者と異なる所を明らかにしつつも、受け入れてもらえる状況になるまで持っていく。状況を分析し、相手に迎合せず対立せず。でもそこが一番難しいんじゃない?心の楽屋を持ち、遊び心を忘れない。別集団では味方もいるはず。視野狭窄しないことなんだろうけど当事者は難しい。2024/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18883564
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品