「反原発」のメディア・言説史―3.11以後の変容

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「反原発」のメディア・言説史―3.11以後の変容

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  • サイズ 46判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000614511
  • NDC分類 070.14
  • Cコード C0036

出版社内容情報

3.11の福島原発事故後、「反原発」「脱原発」の言説が新聞・テレビ、書籍・雑誌、映画等のメディアに溢れた。気鋭のメディア研究者が、これらメディアや人物・作品を取り上げ、3.11以前の関連言説も合わせ、戦後日本の民主主義の視点から言説とその背景を、俯瞰的・相関的に整理・考察。資料的価値も高い1冊。

内容説明

3.11以後、メディアに溢れた「反原発」「脱原発」言説とは何だったのか?3.11とコロナ禍に共通する問題とは?それら言説の丹念な収集を続けてきたメディア研究者が、3.11以前の状況と比較し、日本の「核」への懐疑のありようを俯瞰的に分析・整理する。

目次

序章 3.11以後の「反原発」とは何か
第1章 主流メディアの位相―新聞とテレビ
第2章 懐疑と抵抗―科学者とフリージャーナリスト
第3章 「日本」をめぐる闘争―人文社会科学系知識人
第4章 反メディア、市民運動と民主主義―ドキュメンタリー映画
終章 カタストロフィとレジリエンスの交錯―3.11とコロナ禍から考える「戦後」後

著者等紹介

日高勝之[ヒダカカツユキ]
1965年大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、NHK報道局ディレクターを経て、英ロンドン大学東洋アフリカ研究学院大学院メディア学研究科博士課程修了。ロンドン大学Ph.D.“博士(メディア学)”。英オックスフォード大学客員研究員、立命館大学産業社会学部准教授などを経て、立命館大学産業社会学部教授。専門はメディア・ジャーナリズム研究、政治コミュニケーション。主な著書に『昭和ノスタルジアとは何か―記憶とラディカル・デモクラシーのメディア学』(世界思想社、2014年。2015年度日本コミュニケーション学会・学会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

69
3.11前後の反原発の動向を、メディア・科学者・フリージャーナリスト・人文社会科学系知識人に分類して詳しく分析している。「政官産学メディア」による原子力マフィアの一翼を担う主要メディアの不甲斐なさが突出している。人文系知識人の発言も社会を動かす迫力に欠ける。それに対し、科学者の終始一貫した信念は立派。でも「日本のマスコミは腐っている。期待できない」(小出裕章先生)、「哲学者は何をしているのか」(武谷三男先生)という叫びを受止める人はなく、等価性の連鎖に繋がらない。3.11とコロナ禍の相似が浮き彫りになる。2021/05/17

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