出版社内容情報
恐怖、怒り、幸せ--感情への眼差しは歴史学をいかに変えるのか。他分野からも注目されている感情史。その魅力と最新動向を「科学」「アプローチ」「身体」「未来」の切り口からコンパクトに紹介する。権力、共同体、ジェンダー、身振りなどを巡って、感情を軸に新たな歴史像が浮かびあがる。学際研究への示唆にも富む、最良の入門書。
内容説明
恐怖、怒り、幸せ―感情への眼差しは歴史学をいかに変えるのか。いま注目されている感情史の魅力と最新動向を「科学」「アプローチ」「身体」「未来」の切り口から紹介。学際研究への示唆に富む最良の入門書。
目次
序章
1 科学(近代以前の見方;感情科学)
2 アプローチ(はじまり;エモーショノロジー;感情体制とエモーティヴ;感情の共同体;パフォーマンスとしての感情;アプローチを実践する―アメリカ合衆国独立宣言;差異)
3 身体(境界づけられた身体;透過性の、溶け合う身体)
4 未来(アカデミアの壁;アカデミアおよび、それを超える展開)
結論
著者等紹介
ローゼンワイン,バーバラ・H.[ローゼンワイン,バーバラH.] [Rosenwein,Barbara H.]
シカゴ大学で博士号取得。シカゴ大学教授などを経て、シカゴ・ロヨラ大学名誉教授。専門は西欧中世史
クリスティアーニ,リッカルド[クリスティアーニ,リッカルド] [Cristiani,Riccardo]
中世史家。ボローニャ大学博士課程在籍中にローゼンワインのリサーチ・アシスタントを務め、以降も研究補助や翻訳を行なっている
伊東剛史[イトウタカシ]
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイで博士号取得。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門はイギリス近代史、科学史、動物史
森田直子[モリタナオコ]
ビーレフェルト大学で博士号取得。現在、立正大学文学部史学科准教授。専門はドイツ近代史、感情史
小田原琳[オダワラリン]
東京外国語大学で博士号取得。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門はイタリア近現代史、ジェンダー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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