出版社内容情報
藤野文晤、武吉次朗、横井陽一、大久保勲、田島高志、佐藤純子、辻康吾、西条正、南村史郎、笹川陽平――。経済、政治、文化等の分野で活躍した戦後日中交流のキーパーソンとも言うべき日本人10人へのインタビューを通して、表面に現れた歴史事象を追うだけでは決してわからない戦後両国関係の深みと多様さを明らかにする。
内容説明
戦後日中関係の土台作りに貢献した人々、各分野でのメイン・トピックの大事な裏方を担った人々、両国関係の改善と発展のために奔走した人々…経済、政治、文化などの分野で活躍したキーパーソンとも言うべき日本人一〇人への貴重なインタビューを通して、水面上に現れた歴史事象を追うだけでは決してわからない戦後日中関係の深みと多様さを明らかにする。
目次
第1部 戦後日中経済の“井戸掘り人”たち(伊藤忠商事の対中戦略秘話;日中貿易促進の歴史の証人;日中プラント交渉のキーパーソン;日中金融交流の開拓者)
第2部 政治・文化・メディア交流の最前線で(日中平和友好条約と尖閣問題;多様な文化交流の創出に奔走;メディア界の日中確執)
第3部 架け橋の苦悩と奮闘(終戦後の混乱に翻弄された残留日本人の軌跡;中国的ネットワークの中で泳ぐ人;多分野の支援活動を推進した民の指導者)
著者等紹介
天児慧[アマコサトシ]
1947年生まれ。早稲田大学名誉教授。現代中国論、アジア国際政治。一橋大学大学院博士課程修了、社会学博士。アジア政経学会理事長、人間文化研究機構現代中国地域研究プログラム代表など歴任
高原明生[タカハラアキオ]
1958年生まれ。東京大学教授。現代中国政治。サセックス大学DPhil。アジア政経学会理事長、新日中友好21世紀委員会日本側秘書長など歴任
菱田雅晴[ヒシダマサハル]
1950年生まれ。法政大学法学部教授。中国政治社会論、国家社会論。東京大学社会学部卒業。JETRO、静岡県立大学教授、同国際関係学研究科長、法政大学政治学研究科長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- OD>一向一揆と戦国社会