アーレント=ショーレム往復書簡

個数:

アーレント=ショーレム往復書簡

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月03日 05時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 586p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000613682
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0010

出版社内容情報

141通の書簡から浮かび上がる,友情と訣別の知られざる真実.アーレントのヨーロッパ調査報告他も収録.

内容説明

アイヒマン論争で交友を断ったアーレントとショーレムは、そこにいたるまで、壊れやすい友情を抱えながら互いに真摯に向き合おうとしていた。ベンヤミンの死、シオニズム論争、ナチスによる破壊からのユダヤ文化の再興、そしてアイヒマン論争…。一九三九年から六四年までに交わされた一四一通の書簡を通じて浮き彫りになる、知られざる真実とは。併せて収録するアーレントのヨーロッパ調査報告(一九四九‐五〇年)は、本書で初めて公表された。

目次

1 書簡(書簡1;書簡26;書簡51;書簡76;書簡101;書簡126)
2 関連資料(新たに考察されたユダヤ人の歴史―ゲルショム・ショーレムの『ユダヤ神秘主義の主潮流』について;調査報告;ユダヤ文化再興財団の歴史について)

著者等紹介

クノット,マリー・ルイーズ[クノット,マリールイーズ] [Knott,Marie Luise]
著述家、編集者。詩の翻訳者。1986年からハンナメアーレントについての著作を発表してきた

エレディア,ダーヴィト[エレディア,ダーヴィト] [Heredia,David]
歴史家、文化学研究者

細見和之[ホソミカズユキ]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。ドイツ思想

大形綾[オオガタアヤ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。アーレント研究

関口彩乃[セキグチアヤノ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

9
互いにファシズムに翻弄されたユダヤ人だが、141通の往復書簡には両者の態度の違いが現れている。『全体主義の起原』冒頭でヒトラーをマスメディア的人物として捉えたアーレントは、アイヒマンを凡庸な小役人と評した。その解釈にユダヤ人への愛を感じないと批判するショーレムは、ユダヤの倫理や道徳を通してナチスに根源的な悪を見出す。一方、アーレントはメディア技術を通して増幅される紋切り型の悪は政治美学としてナチス後も存在し続けると予想した。その解釈は、宇宙開発時代を人間の根本を変える危機と捉えた『人間の条件』にも現れる。2021/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14637980
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品