人間の学としての民法学〈2〉歴史編:文明化から社会問題へ

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人間の学としての民法学〈2〉歴史編:文明化から社会問題へ

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000612814
  • NDC分類 324.01
  • Cコード C0032

出版社内容情報

今日、裁判規範としての判例重視、社会問題への関心の希薄化が民法学の中で進んでいるのではないか? 一方、一般市民には「法律離れ」が生じているようにも見える。 市民のものとしての民法、社会の改良を目的とする民法学を改めて考えるために。

内容説明

ロースクールでの実務教育重視の結果、今日、裁判規範としての判例重視が進み、反面として社会問題への関心の希薄化が民法学の中で進んでいるのではないか。一方で、一般市民の間で「法律離れ」が進んでいるようにも見える。市民のものとしての民法、社会の改良を目的とする民法学を改めて考える。2部では民法学の歴史的な変化を考察する。

目次

序章 日本民法学は何を目指してきたか?―最初の印象と時代の課題(日本の民法学―『民法研究ハンドブック』から;東アジア市民社会の民法学―何を学び取るか?)
第1章 視点―日本民法学の知的環境(文明と近代―東アジアが欧米と出会う時;国際と学際―外来の法への対応 ほか)
第2章 課題―日本民法学の史的展開(有産から無産へ―住宅問題を中心に;マジョリティからマイノリティへ―消費者から外国人へ ほか)
結章 非西欧圏の民法学はどこに向かうか?―地域の社会と協働の知(比較文化論・比較思想史との接続―東アジアは何を生み出せるか?;「人間=人文」と民法学―新しい人間像を求めて)
補論 市民の法の学問を―国際から「時際」へ

著者等紹介

大村敦志[オオムラアツシ]
1958年千葉県生まれ。1982年東京大学法学部卒業。現在、東京大学法学部教授。専攻は民法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ただの人間

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西洋近代だけでなく、東アジアとの関係での日本民法学の置かれた状況や、その中での問題意識の変遷といった歴史的な検討を通じて、民法学の可能性を探る。判例中心主義をある種の閉鎖性ととらえ、そこに限られない開かれた視点の重要性が指摘されていた。その中で西洋と東アジアの間に立つような日本の状況は普遍性という見地からは意識するべき観点だと感じた2019/01/26

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