出版社内容情報
連合王国の一部から帝国自治領(自由国)へ──二〇世紀初頭にアイルランドが経験した変化は「革命」と呼ぶに値する。大戦前夜からイースター蜂起、独立戦争、内戦を経て自由国(後の共和国)が成立するまでを描く本格的通史。
内容説明
第一次世界大戦、イースター蜂起、独立戦争、そして内戦へ―「2つのアイルランド」への分断は、なぜ、どのようにして生じたのか。現代アイルランドを知るための必読書。
目次
序章 アイルランド革命とは?(革命の概要;自治法案と「軍事化」 ほか)
第1章 第一次世界大戦(内戦前夜から大戦へ;戦争協力という賭け ほか)
第2章 イースター蜂起(絞首刑;イースター蜂起の衝撃 ほか)
第3章 独立戦争(「アイルランド共和国」と自決権;対抗国家構築とゲリラ戦 ほか)
第4章 内戦(条約賛成派と条約反対派;ダブリンの戦い ほか)
終章 アイルランド革命の帰結(戦間期のアイルランド;総括―二つの国家の誕生)
著者等紹介
小関隆[コセキタカシ]
1960年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。京都大学人文科学研究所教授。社会学博士。イギリス・アイルランド近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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