出版社内容情報
施行から70年。この間、日本の憲法はどのような発展を遂げ、現在いかなる課題に直面しているか。気鋭の憲法学者が結集。明文規定だけでない、法律や規則、習律なども踏まえて、憲法全領域にわたって争点を整理し、分析する。
内容説明
施行から70年を迎えた日本国憲法。この間、日本の憲法はどのような発展を遂げ、現在、いかなる課題に直面しているのか。中堅・若手世代の憲法研究者が結集。憲法典の明文規定にとどまらない、解釈や運用、法律や規則、習律・慣習なども踏まえた上で、学説と実務の方向性、現在の対立点はどこにあるのかを憲法の全領域にわたって整理、分析する。生産的な憲法論議のための「現状診断」の書。
目次
憲法の概念
立憲主義
法の支配
国民主権
天皇制
実力の統制と平和主義―2017~2018年にかけての一断面
個人の尊重
プライバシー
法の下の平等と家族
内面的精神活動の自由〔ほか〕
著者等紹介
宍戸常寿[シシドジョウジ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
林知更[ハヤシトモノブ]
東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。