A VERY SHORT INTRODUCTION<br> 哲学がわかる 形而上学

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A VERY SHORT INTRODUCTION
哲学がわかる 形而上学

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000612401
  • NDC分類 111
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「時間とは何か」「性質とは何か」といった形而上学の抽象的な問いについて、それらの問いの意味を平易に解きほぐしながら、哲学としてこれらを考察する際にどんなことが問題になるのかを、ポイントを押さえて大まかに示す入門書。

内容説明

「形而上学」は哲学の核だ。とはいえ、とりわけ初めて哲学に触れる人にとって、形而上学の問いは掴みどころがなく、きわめて取りつきにくい。本書は「時間とはなにか」「性質とはなにか」といった形而上学の抽象的な問いについて、それらの問いの意味を平易に解きほぐしながら、哲学としてこれらを考察する際にどんなことが問題になるのかを、ポイントを押さえて明快に示す。

目次

第1章 机とはなにか
第2章 円とはなにか
第3章 全体は部分の総和にすぎないのか
第4章 変化とはなにか
第5章 原因とはなにか
第6章 時間はどのように過ぎ去るのか
第7章 人とはなにか
第8章 可能性とはなにか
第9章 無は存在するのか
第10章 形而上学とはなにか

著者等紹介

マンフォード,スティーヴン[マンフォード,スティーヴン] [Mumford,Stephen]
ダラム大学教授。リーズ大学で博士号取得。形而上学、心の哲学から、最近はスポーツの哲学も研究している

秋葉剛史[アキバタケシ]
千葉大学文学部准教授。現代形而上学、現代倫理学、初期現象学

北村直彰[キタムラナオアキ]
日本学術振興会特別研究員PD、慶應義塾大学・埼玉大学非常勤講師、現代形而上学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くれは

5
この本で形而上学的議論の結論の定まらなさを目の当たりにして、カントの疑念というか、悟性論で言いたかったことが以前より腹に落ちたような気がする。つまり、形而上学的な概念というのは、「人間が世界を理解しやすいやりかた」(心理学でいうヒューリスティックなモノの考え方)に過ぎないんじゃないだろうか。それは世界の背後に隠された真理とか普遍とか本質とかではなくて、単に人間が共通して「感じられる(直観できる)やりかた」なんじゃないだろうか。 2021/04/17

えむ

5
現代英米の形而上学に関する、簡潔で平易でありながら多くのトピックを論じる、ある意味欲張りな1冊。本書だけで形而上学の全体像を理解することは難しいかもしれないが、その輪郭は掴めるのではないかと思う。この領域には苦手意識を持っているが、苦痛を感じることなく読み通すことができた。2018/12/19

takoroy

5
現代形而上学の入文書。本文は極めて平易な文章になっており、躓くということは無いだろう。また、巻末の解説と読書案内は一読したあとの振り返りに役立つだろう。個人的に興味の沸いたが本文では触れられる程度だった、生物学の哲学などについても、読書案内にバッチリ記載されている。 この本を入り口として、積読が増えそうな予感がしている。2018/01/26

孔雀の本棚

4
Encounter Scopes Unclear Next Comments もし本著で述べられていたことが、本当に現代の形而上学のアカデミズムなのだとしたら、由々しき事態である。200年前にカントが警告したことが全くと言っていいほど踏まえられていないからである。自己批判を通り抜けずに、科学に擦り寄る言説ばかり持とうとする、こうした左派的態度に終止することで、哲学或いは形而上学が多くの物理学者(例えばファインマン)に卑下されてきたような事実を真剣に受け止めるつもりはないのだろうか。 2022/01/22

どらぽん

2
形而上学で取り扱う主な題材と学説、その利点と難点、そもそも形而上学とは科学とどのような関係なのか、無意味なのか、応用できるのか、という点について例を多分に含みわかりやすく説明されていた。特に解説が神なので、もし読まれる方は最初に解説から読むといいかも知れない。自分は本書を読んで形而上学を、自然学で使われる「存在」「因果」「変化」「時間」「人」などの最も原理的な概念を思考と推論を用いて再定義を試みる、メタ自然学だと認識した。役に立つわけではないが、知的好奇心を存分に満たしてくれた。2021/05/10

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