出版社内容情報
「時間とは何か」「性質とは何か」といった形而上学の抽象的な問いについて、それらの問いの意味を平易に解きほぐしながら、哲学としてこれらを考察する際にどんなことが問題になるのかを、ポイントを押さえて大まかに示す入門書。
内容説明
「形而上学」は哲学の核だ。とはいえ、とりわけ初めて哲学に触れる人にとって、形而上学の問いは掴みどころがなく、きわめて取りつきにくい。本書は「時間とはなにか」「性質とはなにか」といった形而上学の抽象的な問いについて、それらの問いの意味を平易に解きほぐしながら、哲学としてこれらを考察する際にどんなことが問題になるのかを、ポイントを押さえて明快に示す。
目次
第1章 机とはなにか
第2章 円とはなにか
第3章 全体は部分の総和にすぎないのか
第4章 変化とはなにか
第5章 原因とはなにか
第6章 時間はどのように過ぎ去るのか
第7章 人とはなにか
第8章 可能性とはなにか
第9章 無は存在するのか
第10章 形而上学とはなにか
著者等紹介
マンフォード,スティーヴン[マンフォード,スティーヴン] [Mumford,Stephen]
ダラム大学教授。リーズ大学で博士号取得。形而上学、心の哲学から、最近はスポーツの哲学も研究している
秋葉剛史[アキバタケシ]
千葉大学文学部准教授。現代形而上学、現代倫理学、初期現象学
北村直彰[キタムラナオアキ]
日本学術振興会特別研究員PD、慶應義塾大学・埼玉大学非常勤講師、現代形而上学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takoroy
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