欧州統合は行きすぎたのか〈下〉国民国家との共生の条件

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欧州統合は行きすぎたのか〈下〉国民国家との共生の条件

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000612258
  • NDC分類 319.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

統合の拡大と深化が行きすぎたから、ユーロやEUは危機に直面したのか。EUに関する理論研究の大家が、〈失敗〉の本質と歴史的経緯を分析(上巻)、国民国家の重要性をふまえた新しい統合のあり方を論じる(下巻)。

内容説明

EUと単一通貨ユーロは、なぜ危機に直面したのか。オルタナティブはどこにあるのか。EUに関する理論研究の大家が、経済学、経営学、社会学、国際政治学、法学、歴史学等にわたる深く豊富な知見にもとづき、各分野の研究成果を「統合」して全体像を示す。下巻では、主に従来の「モネ方式」に代わる統合手法の可能性を多角的に論じる。そこで前提となるのは、グローバル化や地域統合にもかかわらず依然として死活的に重要な「国民国家」の協調的競争である。

目次

第6章 「民主主義の赤字」から「民主主義の不履行」へ?―ユーロ危機の規範的側面
第7章 “More Europe”
第8章 リーダー不在の欧州の限界
第9章 協調と競争による統合
第10章 グローバリゼーションおよび地域統合と国民国家

著者等紹介

マヨーネ,G.[マヨーネ,G.] [Majone,Giandomenico]
1932年生。フィレンツェ(イタリア)の欧州大学院大学(the European University Institute)名誉教授(公共政策学)。EUに関する理論研究の大家で、トくにEUにおける規制ガバナンス研究で著名

庄司克宏[ショウジカツヒロ]
1957年生。慶應義塾大学大学院法務研究科教授/ジャン・モネEU研究センター所長。日本EU学会元理事長。2002年、欧州委員会よりジャン・モネ・チェア授与。2009‐10年、外務省日EU関係有識者委員会委員。専門分野は、EUの法と政策。現在の研究テーマは、EUガバナンスの法制度的研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

90
後半では著者の提唱する「ア・ラ・カルト統合」につて述べられています。無理にすべてを統合する必要はないということなのでしょう。確かにユーロはすべてを統合するということで軋みが出ているのかもしれません。地域やある部分などについての統合などをじっくりと模索していくべきなのでしょう。そうすれば英国の離反も再検討ということになるのかもしれません。2018/02/18

taming_sfc

2
下巻は、完全にEUに焦点が当てられる。民主主義の赤字、More Europeの議論、リーダーシップ、グローバリゼーションと地域統合モデルと、マヨーネ・ワールドが全開である。地域統合については理論的に十分押さえられている読者は、とくに現在のEUの問題点についてしりたければ、下巻だけ読むのも手かもしれない。2019/04/08

ルヴナン

2
完全なる統一EUと国民国家は両立しない。統一通貨は統一市場の必要条件ではない。そう示した上で、国民国家を基礎にした緩くとも柔軟な新生EUを提案する。しかしその解決策の実施にも多大な困難が伴う、本書中で何度も言及されるように元の道に戻る為の橋は既に焼いてあるのだから。ツカリスの教科書は早急に翻訳されるべき。2018/05/19

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