出版社内容情報
一九二七年七月の創刊以来九〇年、古今東西の古典的名著を刊行し続けてきた岩波文庫の全書目をジャンル別に収録した解説付き総目録。
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稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
28
ベルンハイム『歴史とは何ぞや』ドイツ正統派史学。史学を志す者の必須本。個々の事実を発展の全体に結びつけてとらえることこそ史学本来の根本問題(166頁)。ギュイヨー『社会学上より見たる芸術』社会現象として芸術を考察。芸術が本質的に社会的であることを解明した美学史上特筆すべき書(259頁)。ジョン・ラバック『自然美と其(その)驚異』山の自然はよそよりもさらに自由であり、幸福であり、鮮麗であり、清々しい。急湍、湖水、雪野、氷河、空気、山嶺、蒼空、暴風、これらのものは人の心を新鮮にし、のびやかにする(311頁)。2018/02/07
Akito Yoshiue
10
新書の解説総目録に続いて読了。2020/07/03
無能なガラス屋
3
岩波の目録とかインターネットで見れるじゃん。とか思っているそこの方、これマジで有能なので本媒体で手元に置いといた方が良いですよ。普通に過ごしていたら出会わないであろう運命の本達があなたを待っています。2020/04/16