資本主義の限界とオルタナティブ

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000611848
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0033

出版社内容情報

経済学は新自由主義のもとで深まる多重危機に応答しているか。21世紀の新たなる〈経済学批判〉。

内容説明

戦後の高度経済成長が破綻したのちに、資本主義諸国は新自由主義に舵を切った。それによる一連の改革は成果をあげてきたか。サブプライム恐慌の大津波が生じ、世界的に格差が再拡大するなかで、ハーヴェイやピケティらの新自由主義批判が関心をよんでいる。資本主義の限界を見据え、その先を展望する、新たなる“経済学批判”の試み。

目次

序章 資本主義の限界とオルタナティブ
第1章 資本主義社会における「人口法則」の再考
第2章 サブプライム世界恐慌を考える
第3章 ベーシックインカムの思想と理論
第4章 シルヴィオ・ゲゼルと地域通貨の思想と理論
第5章 ピケティ『二一世紀の資本』を読む
終章 新自由主義的資本主義を問う

著者等紹介

伊藤誠[イトウマコト]
1936年生。東京大学名誉教授、日本學士院会員。東京大学経済学部教授、國學院大學経済学部教授、国士舘大学大学院グローバルアジア研究科教授を歴任。2012年にThe World Association for Political Economy,Marxian Economics Awardを、2016年に第2回経済理論学会・ラウトレッジ国際賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MADAKI

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【これからの資本主義社会の話をしよう】世界金融危機の教訓もどこへやら、再び金融リスクを高める方向に動き始めた現代資本主義社会の蹉跌をわかりやすく解説し、それに代わる新しい選択肢(オルタナティブ)について紹介する。具体的には地域通貨、ベーシックインカムなど。2020/03/31

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