女子プロレスラー小畑千代―闘う女の戦後史

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女子プロレスラー小畑千代―闘う女の戦後史

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611756
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本の女子プロレス伝説のチャンピオン、小畑千代。女子プロレスはアメリカからもたらされ、日本独自の展開を遂げた。力道山と同時代を生きた知られざる草創期、驚異の視聴率を叩き出した初めてのテレビ放映、そして基本条約直前の日韓友好試合など、豊富な歴史秘話やエピソードと共に描く、自由に生きた元祖「闘う女」の肖像。

内容説明

日本の女子プロレス伝説のチャンピオン、小畑千代。女子プロレスはアメリカからもたらされ、日本独自の展開を遂げる。小畑は一九五五年にデビュー、力道山と同時代を生きた。知られざる女子プロの草創期、驚異の高視聴率を叩き出した初めてのテレビ放映、そして、基本条約締結直前の一九六三年に行われた日韓友好女子プロレス試合や復帰前の沖縄での興行など、豊富な歴史秘話やエピソードと共に描く、野心的に、自由に生きた元祖「闘う女」の肖像。

目次

第1章 1968年11月6日、蔵前国技館―史上初、女子プロレスのテレビ放映
第2章 戦後復興と共に―生い立ちからデビューまで
第3章 旅から旅へ―地方巡業で見た日本
第4章 命の限界を出し切って―盟友、佐倉輝美
第5章 韓国、沖縄、ハワイ―知られざる興業
第6章 プロレスに青春を賭けて―後輩・千草京子
第7章 わが街、浅草―夢と思い出と
第8章 引退はしていない―野心的で自由な女の人生
第9章 日本の女子プロレスとは何だったか―「闘う女」の歴史

著者等紹介

秋山訓子[アキヤマノリコ]
1968年東京生まれ。東京大学文学部卒業。ロンドン政治経済学院修士。新聞社で政治担当の編集委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

9
小畑千代は女子プロレス草創期のスター。エロ・グロというプロレスへの偏見を力で跳ね返した。見世物からショーにした功績は大きい。個人的には、小畑が試合の盛り上げ方をコメディアン八波むと志から学んだというエピソードが面白い。2018/10/13

焼きそばん

7
吉田豪さんのおすすめで読みました、ビューティーペアやクラッシュギャルズ等の華やかさがあるわけではないが、そこに至る前に見るものを圧倒する何かを持っていたことは伝わってきた、昭和のかなり色眼鏡で見られた時代にここまで周囲から慕われて、尊敬されているのはそれだけ本物だったのでしょう。2018/03/01

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

7
女子プロというのは、ある種のアウトカーストであるが故に、在日、ヤクザ、沖縄、韓国、ハワイ、花柳界、刑務所といった周辺的世界に容易に入ってゆけたのだろう。地方巡業での人情味溢れる歓迎ぶりや、地元浅草での武勇伝の数々、豪快なお金の使い方など、日本社会からはもうほとんど失われてしまった昭和の熱気がムンムンと立ちのぼってくる。惜しむらくは、参考文献や所々に差し込まれる後日談など、この10年以内に手軽に入手できた情報が簡単に取り入れられている。書く必要があったのかという手軽なエピソードがいくつかあった。2017/08/24

クサバナリスト

6
学生時代のゼミの先生が市民読書会で課題図書として取り上げたということで読んだ。 小畑千代、佐倉輝美、正にアスリート。女子プロレスの歩みが分かった。もしテレビ放映が続いていたら、現在、違ったものになっていたかも知れない。 出版社が岩波書店ということもあるのか、レスラーを追うだけでなく、その時代背景を追いながらの解説も佳かった。 2020/01/21

seichan

6
日本女子ブロレスの草分けとして名前は知ってた。フェミニスト系の人がこうして取り上げているのもそのせいだろう。興行の世界なので東声会の町井の名前が出てきたり、国交回復前の韓国や復帰前の沖縄での興行、ハワイでの豪遊などのエピソードも、生々しくて面白い。浅草の顔役・筋骨隆々・パンチパーマって辺りが、ペアの女性とタチネコ風に見えちゃう……って、女子プロレスは「そういう偏見」が入りがちか。エロ媚びしない真剣さこそ日本女子プロレスの魅力だし、メドゥーサが逆輸入で米国で成功した理由。男性プロレスファンも読むべし。 2017/07/13

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