出版社内容情報
山田風太郎の衣鉢を継ぐ新たな「図巻」誕生。本書にはアイルトン・セナ、「風船おじさん」らを収録。
内容説明
一九九〇年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を匠の筆で描き出した、新たなる「図巻」がここに誕生。あの人はどんな晩年を送ったのか?彼らが世を去った一九九〇年代とはいかなる時代だったのか?本書には田中角栄、アイルトン・セナ、長谷川町子、「風船おじさん」らを収録。
目次
一九九〇年に死んだ人々(栃錦(春日野)清隆(脳梗塞/肺炎・64歳)…渋好みのコドモが愛した横綱
成田三樹夫(胃がん・55歳)…自由律俳句好きの悪役 ほか)
一九九一年に死んだ人々(江青(縊死・77歳)…悪いのはやっぱり毛沢東
中島葵(子宮頚がん・45歳)…数奇な血統の女優 ほか)
一九九二年に死んだ人々(中村曜子(ALS・65歳)…「松本清張的世界」最後の登場人物
山村新治郎(殺人被害・58歳)…なんでこうなった? ほか)
一九九三年に死んだ人々(オードリー・ヘップバーン(大腸がん・63歳)…ヨーロッパの影を生きた「妖精」
神永昭夫(直腸がん・56歳)…柔道家たちの秋 ほか)
一九九四年に死んだ人々(安井かずみ(肺がん・55歳)…「理想的夫婦」といわれた十七年
アイルトン・セナ(レース中の事故死・34歳)…攻撃的天才の死 ほか)
著者等紹介
関川夏央[セキカワナツオ]
作家。1949年、新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。『海峡を越えたホームラン』(双葉社、1984年)で第7回講談社ノンフィクション賞、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローと共作、双葉社、1987‐97年)で第2回手塚治虫文化賞、2001年には、その「人間と時代を捉えた幅広い創作活動」により第4回司馬遼太郎賞、『昭和が明るかった頃』(文藝春秋、2002年)で第19回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まーくん
ベイス
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ma-bo
山田太郎
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