人間晩年図巻 1990‐94年

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人間晩年図巻 1990‐94年

  • 関川 夏央【著】
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  • 岩波書店(2016/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611398
  • NDC分類 280
  • Cコード C0095

出版社内容情報

山田風太郎の衣鉢を継ぐ新たな「図巻」誕生。本書にはアイルトン・セナ、「風船おじさん」らを収録。

内容説明

一九九〇年代を舞台に、世界的スターから市井の人まで、同時代人たちの晩年を匠の筆で描き出した、新たなる「図巻」がここに誕生。あの人はどんな晩年を送ったのか?彼らが世を去った一九九〇年代とはいかなる時代だったのか?本書には田中角栄、アイルトン・セナ、長谷川町子、「風船おじさん」らを収録。

目次

一九九〇年に死んだ人々(栃錦(春日野)清隆(脳梗塞/肺炎・64歳)…渋好みのコドモが愛した横綱
成田三樹夫(胃がん・55歳)…自由律俳句好きの悪役 ほか)
一九九一年に死んだ人々(江青(縊死・77歳)…悪いのはやっぱり毛沢東
中島葵(子宮頚がん・45歳)…数奇な血統の女優 ほか)
一九九二年に死んだ人々(中村曜子(ALS・65歳)…「松本清張的世界」最後の登場人物
山村新治郎(殺人被害・58歳)…なんでこうなった? ほか)
一九九三年に死んだ人々(オードリー・ヘップバーン(大腸がん・63歳)…ヨーロッパの影を生きた「妖精」
神永昭夫(直腸がん・56歳)…柔道家たちの秋 ほか)
一九九四年に死んだ人々(安井かずみ(肺がん・55歳)…「理想的夫婦」といわれた十七年
アイルトン・セナ(レース中の事故死・34歳)…攻撃的天才の死 ほか)

著者等紹介

関川夏央[セキカワナツオ]
作家。1949年、新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。『海峡を越えたホームラン』(双葉社、1984年)で第7回講談社ノンフィクション賞、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローと共作、双葉社、1987‐97年)で第2回手塚治虫文化賞、2001年には、その「人間と時代を捉えた幅広い創作活動」により第4回司馬遼太郎賞、『昭和が明るかった頃』(文藝春秋、2002年)で第19回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

97
1990-94年というのはどんな時代だったろう?バブルがはじけ、神戸の震災の直前まで。その頃鬼籍に入られた方々、その活躍というか存在は確かによく知っている。彼(女)らの晩年の生き様が著者関川夏央さんの筆で生き生きと蘇る。最初から読み始めたが、すぐ自分が知りたい人を抜き出して読み直す。幸田文86、山村新治郎58、長谷川町子72、太地喜和子48、A・ヘップバーン63、田中角栄75、安井かずみ55、吉行淳之介70、乙羽信子70…(女性が多いな笑)思ったより若くして亡くなられている。初めて知った事柄も多かった。2021/12/08

ベイス

88
比べるのは酷なのだろうがどうしても・・・。山田風太郎の「臨終図巻」と比べると、筆力も文章構成力も人選の妙も(以下、略)。ところどころ筆者の政治的信条が垣間見えるのも残念だ。それでも、時代を駆け抜けた「人物伝記」としては十分に面白い。知っておいて損はない、ということで次巻以降も継続。2024/01/30

こばまり

61
『人間臨終図巻』は時折手に取る愛読書だが、後継作品が存在するとは知らなかった。臨終でなく晩年としたのは当時になくて今はある、個人情報の壁とのこと。90年代の死者はより身近な存在が多い。どんな寵児も才人も売れっ子も、死期迫る頃は一様に侘しい。2021/09/26

ma-bo

59
90年〜94年に亡くなられた方の人生や生き様を紐解きながらどんな晩年を迎えたのかを描き出す。作者より若いからか、短命だからか尾崎豊さん、逸見政孝さん、アイルトン・セナさん等私でも良く知ってる方はページ数が少ないのは残念。山田風太郎さんの「人間臨終図鑑」を借りようとしたが70年〜80年代に編纂された為、リアルタイムで知らない方または歴史上の人物が多く断念。この本の存在を知りました。2022/01/12

山田太郎

49
故人の個人情報ってどうだったっけと思いながら読む。尾崎豊なんか長生きしようがないというか若者の代弁者ってきついよな実際と思った。山田風太郎のやつは読んでいて疲れたけどこれは量がちょうどいいと思いました。2016/12/19

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