緊急事態条項の何が問題か

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  • サイズ B6判/ページ数 17,1/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611381
  • NDC分類 323
  • Cコード C0032

出版社内容情報

緊急事態条項とは何か? 専門家が多方面から切り込み、非常時における国家・市民の役割について考える。

内容説明

憲法改正論議のなかで、テロや震災対応を理由に「緊急事態条項(国家緊急権)」の導入論が加速度を増そうとしている。そもそも、国家緊急権とは何か?議論が手薄であったこの分野に専門家が多方面から切り込み、非常時における国家の役割、市民の役割についても改めて考える。

目次

災害と国家緊急権
緊急事態条項の論点
改憲問題としての国家緊急権を考える―自然災害とテロリズムの問題を中心に
災害緊急事態と国家緊急権
緊急事態における人権保障の適用停止と停止し得ない権利

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Meistersinger

2
法学者だけあって「法律で対応可」という論調だけど、ダッカハイジャック事件のような特例的なケースにはどう対応するのだろう(想定外をなくせると考えてるのだろうか?)。災害対策基本法で緊急措置として政令制定が可能だけど、災害だけでテロなどは未対応だなぁ。反対派は「基本的人権の制限は許されない」と簡単に言うが平時でも制限はありえるし、国連人権規約などのように禁止できない権利(人種などによる差別の禁止や生命に関する権利など)を明確にすべきでは無かろうか。2016/08/11

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