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試練と挑戦の戦後金融経済史

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611374
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

未知の挑戦は私たちをどこへ導くのか。

内容説明

物価安定と経済発展という時に矛盾する二つの目標の間で、金融政策は揺れ動いてきた。その揺らぎがインフレやデフレ、バブルや恐慌といった結果をまねき、私たちの生活を大きく振り回してきた。どうすれば安定した暮らしを実現できるのか―そのために日本銀行は試練と挑戦、成功と失敗を繰り返してきた。金融政策に深く関わった著者が、その歴史をたどり、未知の領域へと突入した日本経済の行く末を探る。

目次

1 発展期の日本経済と金融政策(占領下の金融政策―インフレ下の産業復興と防がれた「恐慌」;高度成長期へ―恵まれた国際環境;転機―国債発行と経常収支の黒字定着;「強い国・日本」―最後の輝き)
2 日本経済の挫折(バブルの発生―国際政策協調という「拘束」;バブルの崩壊とバランス・シート・リセッション―忘れていた昭和金融恐慌;防げなかった「恐慌」と「失われた15年」=デフレの始まり―「財政再建至上主義」に踊らされた政治)
3 金融政策の新たな挑戦(ゼロ金利と量的緩和=非伝統的金融政策―ゼロ成長からの回復;米欧の金融危機と世界同時不況―消えたデフレ脱却;そして異次元へ―効いているのか;出口はどこに―マイナス金利政策の行方と膨らむリスク;どうなる日本経済―アベノミクスを超えて)

著者等紹介

鈴木淑夫[スズキヨシオ]
1931年東京生まれ。55年東京大学経済学部卒業。同年日本銀行入行。調査局内国調査課長、金融研究所所長などを経て、88年同行理事。その後野村総合研究所理事長を務め、96年から2003年まで衆議院議員。経済学博士(東京大学)、現在、鈴木政経フォーラム代表。著書に『金融政策の効果』(日経・経済図書文化賞、東洋経済新報社)、『現代日本金融論』(エコノミスト賞、東洋経済新報社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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1
金融政策の歴史を知るには、いい資料。戦後直後は勉強になったが、次第に退屈に。思い出話、自慢話に見えてしまうからか。あまのじゃくの自分を反省。2016/08/15

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