憲法的思惟―アメリカ憲法における「自然」と「知識」

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000611251
  • NDC分類 323.53
  • Cコード C0032

出版社内容情報

米憲法史に輝くバーネット判決をひとりの判事の思考に即して読む。近代立憲主義の世界像を析出、吟味する名著の再刊。

内容説明

第二次大戦期アメリカの一判決のテクストから、近代立憲主義の思考の立ち上がりを鮮やかに描き出す。

目次

余剰について
第1部(判決の不在;差異と非区別)
第2部(知識人の位層;法=歴史の審判)
仮構あるいは逆接続

著者等紹介

蟻川恒正[アリカワツネマサ]
1964年東京に生れる。東京大学法学部卒業。現在、日本大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kojo Akira

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言説分析の手法で一裁判例(というよりもある一判事の言説)を位置付ける。用意した文脈を全て使いきれているかは疑問だが、目を開かせる力作であることは間違いない。2016/08/04

check mate

0
蟻川先生の助手論文+処女書評。アメリカ憲法におけるwartimeの繰延べ。2016/05/21

アルビーノン

0
Barnette判決の判決文とそれに関わる言説をとことん突き詰めると同時に、アメリカ憲法学の外側から中立性・客観性を保ってそれらを眺めるということを両立しえたからこそ、書くことができた論文という感じか。2022/03/05

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