出版社内容情報
安倍政権の暴走に、各地で怒りの行動が。政治は変えられるか?反骨のルポライターが現場からペンで刻む。
内容説明
「わたしたちは侮辱の中に生きている」憲法違反の安保法制の数による強行、危険性無視の原発再稼働、沖縄県民の声を聞こうともしない米軍新基地建設…。安倍政権の暴政に、各地で怒りの行動が湧きおこっている。自らも市民運動の呼びかけ人となり、「いのち」を基本とする社会へのうねりを作ってきたルポライターが、時代の分岐点での闘いと今後の展望を文字に刻む。
目次
第1章 安倍政権の危険すぎる手口(戦争しか見えない一本道政治家;安倍政権下、攻勢に曝される報道;市民運動と報道)
第2章 さようなら原発、さようなら戦争―新しい広場をつくる(「いのち」をキーワードにした新しい運動;フクシマの前と後―戦後七〇年、事故後四年;怒りをあらたに、あらゆる再稼動を止めよう!―二〇一五年八月、川内原発ゲート前より)
第3章 戦争のリアルを見つめる(陸羯南とジャーナリズム―国益と民益のあいだ;山田風太郎『同日同刻』誤断の証明;歴史記録の金字塔―村山常雄『シベリアに逝きし人々を刻す』)
第4章 闘うひとびとと出会う(同じ構図の、原発と沖縄―菅原文太さんとの対話;沖縄で出会ったひとたち;エロスと反逆―瀬戸内寂聴さんのいき方)
著者等紹介
鎌田慧[カマタサトシ]
1938年青森県生まれ。ルポライター。労働、原発、冤罪、沖縄などを長年にわたって取材執筆。福島原発事故以降、「「さようなら原発」一千万署名市民の会」「戦争をさせない1000人委員会」の呼びかけ人として、市民運動をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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