内容説明
「廃棄物」という考え方はもうやめる!資源を徹底的に有効利用する国内循環システムの構築と、その将来展望を描く。
目次
現れないオオカミ―二重の資源の枯渇問題を考える
第1部 ベーシックス・オブ・エコノミクス(市場は効率的に資源配分するか―スマートフォンからグレープフルーツまで;グッズの世界、バッズの世界;静脈市場とは)
第2部 資源循環のための政策(日本の廃棄物・リサイクル政策は成功したのか;世界とつながる静脈市場―日本ではバッズ、海外ではグッズ;静脈資源の最適利用を考える―廃棄物政策と資源政策の統合)
第3部 新しいパラダイムのシステムづくり(資源の循環利用はビジネスとして成り立つか―年商一〇〇億円の壁;静脈産業の成熟化―新しい静脈ビジネスモデル;「廃棄物の終了」という新しいシステムの始まり―動脈経済と静脈経済の連動)
著者等紹介
細田衛士[ホソダエイジ]
1953年東京生まれ。1977年慶應義塾大学経済学部卒業。同大学経済学部助手、助教授を経て、1994年より教授。理論経済学、環境経済学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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