出版社内容情報
古文や現代文、話し言葉などを対象とする人文学研究において、近年、テキストアナリティクスが注目を集めている。『源氏物語』「宇治十帖」の著者問題、芥川龍之介や宇野浩二の文体の変遷、日本の方言分類分析など、文献研究に統計的手法を融合させた「計量文献学」における最新の研究成果をわかりやすく紹介した入門書。
内容説明
古文や現代文、話し言葉などを対象とする人文学研究において、近年、テキストアナリティクスが注目を集めている。『源氏物語』「宇治十帖」の著者問題、芥川龍之介や宇野浩二の文体の変遷、日本の方言分類分析など、文献研究に統計的手法を融合させた「計量文献学」における最新の研究成果をわかりやすく紹介した入門書。
目次
第1章 スタイロメトリー分析
第2章 古典文学の数理的研究と実例
第3章 『源氏物語』を中心とした平安文学の計量分析
第4章 リルケでテキストマイニング!
第5章 文学作品の代筆問題
第6章 計量文体学からたどる文体の変化
第7章 文学作品の模倣に関する計量的比較分析
第8章 コーパスにおけるモーラ情報を用いた日本の方言分類分析
著者等紹介
金明哲[キンメイテツ]
同志社大学文化情報学部教授
中村靖子[ナカムラヤスコ]
名古屋大学大学院人文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- よくわかる機構学