出版社内容情報
理工系だけでなく社会科学系でも必要となる線型代数.ベクトルの基本的事項と幾何学的応用から始め,ベクトル空間,線型写像,連立1次方程式,行列式などに関する基礎理論,さらに線型変換や行列の固有値問題,標準化の理論へ.
内容説明
理工系だけでなく社会科学系でも必要となる線型代数を初歩からていねいに解説。準備としてベクトルの基本的事項と幾何学的応用をみてから、ベクトル空間、線型写像、連立1次方程式、行列式などに関する基礎理論、さらに線型変換や行列の固有値問題、標準化の理論へと進む。長年にわたって支持されてきたロングセラーの新装版。
目次
第1章 2次元と3次元の簡単な幾何学
第2章 ベクトル空間
第3章 線型写像
第4章 複素数、複素ベクトル空間
第5章 行列式
第6章 線型写像と行列、ベクトル空間の直和
第7章 固有値と固有ベクトル
第8章 行列の標準化
第9章 エルミート双1次形式、内積空間
第10章 内積空間の線型変換と2次形式
付録
著者等紹介
松坂和夫[マツザカカズオ]
1927‐2012年。1950年東京大学理学部数学科卒業。武蔵大学助教授、津田塾大学助教授、一橋大学教授、東洋英和女学院大学教授などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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