内容説明
データをとり、眺め、それから何らかの推測をする方法―統計的手法―は、現在、産業界をはじめとして、自然科学・社会科学においてはもちろん、われわれの日常生活においても必須の道具となっている。この統計的手法の基本的な考え方を、われわれに身近な題材をもとに、初等数学の範囲内で解説。文字を拡大してA5判に大型化、数学の確かな基礎力をつける定番テキストの新装版。
目次
母集団と標本
データのまとめ方(統計量と度数分布;相関と回帰)
確率変数と分布
統計的推測
検定・推定の考え方
カイ2乗分布、t分布、F分布
正規母集団の推測
母集団比率の推測
適合度と分割表の検定