内容説明
複素数が数学のなかに姿を現したのは、かなり昔のことである。今日の多くの数学は、複素数の上に築かれている。その原動力は何か。三角関数からはじまり、複素数の代数的、幾何学的側面を眺めながら、その魅力のひとつである“幾何学への応用”へと読者を案内する。文字を拡大してA5判に大型化、数学の確かな基礎力をつける定番テキストの新装版。
目次
第1章 三角関数(角、角の大きさ;一般角 ほか)
第2章 複素数の代数的な取り扱い(負の数の“平方根”、複素数;複素数の基本的な計算 ほか)
第3章 複素数の幾何学的側面(ガウス平面;w=z2、w=√z ほか)
第4章 幾何学への応用(三角形の問題;四角形の問題、非調和比 ほか)
第5章 いくつかの話題(複素数の構成;複素数の表し方 ほか)
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