岩波科学ライブラリー<br> 世界は進化に満ちている

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岩波科学ライブラリー
世界は進化に満ちている

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000297349
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0345

出版社内容情報

進化という現象は、なにも壮大で時間がかかるとは限らない。きわめて短期間で、しかも私たちのすぐそばで起こっていることもある。気鋭の進化学者が自身のエピソードやさまざまな事例を紹介しながら、軽快に、そして楽しく、進化学の世界に誘う。さあ、あなたも、進化論の魅力にどっぷり浸かってみませんか?


【目次】

 まえがき

1 これを読めば進化がわかる!

2 進化は時としてあっという間に起こる

3 都市で起こる進化

4 外来種ももちろん進化する

5 保全の現場で起こる進化

6 これからの進化を予測する

 エピローグ
 文 献

内容説明

進化という現象は、なにも壮大で時間がかかるとは限らない。きわめて短期間で、しかも私たちのすぐそばで起こっていることもある。気鋭の進化学者が自身のエピソードやさまざまな事例を紹介しながら、軽快に、そして楽しく、進化学の世界に誘う。さあ、あなたも、進化の旅に出かけよう!

目次

1 これを読めば進化がわかる!
2 進化は時としてあっという間に起こる
3 都市で起こる進化
4 外来種ももちろん進化する
5 保全の現場で起こる進化
6 これからの進化を予測する

著者等紹介

深野祐也[フカノユウヤ]
1985年福岡県大野城市生まれ。東京農工大学卒業、九州大学大学院博士課程修了。東京大学大学院農学生命科学研究科助教等を経て、千葉大学大学院園芸学研究院准教授。令和7年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。進化学や生態学を軸に、野生植物から農業、人間心理まで幅広く研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

80
進化。というと何十万年もかけてゆっくりと変化していくものと感じていました。そうではなかった!生物学の言葉では、変異•自然選択・遺伝の3つの要素があれば適応進化は起こるとのこと。都市ではヒートアイランドや雑音など環境変化によって雑草は色、形などを変え既に進化している。そしてヒトも強い自然選択があると素早く進化が起こるという。また、宇宙に移住すれば間違いなくヒトは進化するだろうと。いずれニュータイプは生まれると著者の大学の偉い先生が言っています。ハラリのホモデウスとは少し違う方向で楽しめました。2025/09/30

姉勤

36
産めよ殖やせよ地に満ちよ。その最適解が進化と呼ばれるものか。人間のいう環境破壊や環境汚染も、人間の進化の結果とも言える。その人類の活動により、様々な生物が適応変化したことを進化として、様々なケースを紹介する。食性(植生)の変化や耐毒、耐熱、外部情報のフィルタリングなど。クソな行政に対する民間防衛のような感じだが、現実は正解。何はともあれ生き残らなくてはならない。自殺する判断を持たないなら、利用を応用を手に入れた強者だけが生き残っての調和。全者を遍く救う共存共栄は、自然界においても絵空事なのかもしれない。2025/09/25

21
めっちゃおもろい。世代交代が短い生物ほど進化は激しい。DDTが蚊に耐性ついてく進化、単にDDTが効かなくなるというより、DDTが撒かれづらい家畜の餌桶みたいところを休息場所にするように進化するとかすごい。産業革命で白い苔を住処にしてた白い蛾が石炭の影響で黒い翅に進化するとか、寄生蠅から逃れるため、鳴かない蟋蟀が生まれ、鳴く蟋蟀のそばにいってちゃっかり交尾するとか、日本の魚は小型化して、性成熟が早くちっこいうちに産卵できるようになったとか。。2025/10/19

りょうみや

18
生き物の進化は非常に長い年月をかけて進んでいくものと思われがちだけど、都市化や外来種の侵入などから身近で短いスパンで起こっている進化、環境への適応を数多く紹介している。表紙に「進化は今この瞬間にも節操なく進んでいる」とあるけど、まさにその通りで進化は残酷な淘汰の結果であることを実感できる。2025/11/16

月をみるもの

11
短時間で世代交代する種に、強い環境圧力をかけるとわりと簡単に生物「種」が持つ性質が変化するのが観察できる。でも身体の構造が根本的に変わっちゃうような大進化が、こういう小さいプロセスの積み重ねで本当に起きるのかどうかは、まだ完全には納得しきれない。発生プロセスの複雑化の副作用として、一塩基の変化が大規模な体の構造変化を引き起こすことがあるのはいいとして、そういった個体が旧来の種との交雑可能性を持ち、安定的に子孫を残すことができるのか。2025/09/12

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