岩波科学ライブラリー<br> 生成AIのしくみ―“流れ”が画像・音声・動画をつくる

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岩波科学ライブラリー
生成AIのしくみ―“流れ”が画像・音声・動画をつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000297288
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0341

出版社内容情報

水面に書いたインク文字が広がっていく過程を逆向きに再生できれば文字が浮かび上がる――〈流れ〉が生成AIの核心となるアイデアだ。高次元空間とはどんな世界なのか、拡散モデルなどの流れの数理はどのように生成AIを実現したのか。AI実装で先端を行く著者が、数式ではなく言葉で、重要な概念の意味を伝える画期的入門書!

内容説明

驚くべき進展をみせている生成AIの核心を“流れ”の概念で解き明かす。水面に書いたインク文字が広がっていく過程を逆向きに再生できれば文字が浮かび上がる―“流れ”が生成AIの核心となるアイデアだ。ノーベル賞の対象となったAIの源流となるモデルから、拡散モデルなどの“流れ”をつかった最新の生成AIまでを、AI実装で先端を行く著者が解説。高次元空間とはどんな世界なのかから説き起こし、数式をつかわずに言葉で、重要な概念の意味を伝える画期的入門書!

目次

1 生成AIを作る(生成AIとは;指示や条件に従って生成させる ほか)
2 生成AIの歴史(記憶のしくみ;イジングモデルからホップフィールドネットワークへ ほか)
3 流れをつかった生成(流れとは;連続の式―物質は急に消えたりワープしない ほか)
4 拡散モデルとフローマッチング(拡散モデルの発見;一般の拡散現象 ほか)
5 流れをつかった技術の今後(汎化をめぐる謎の解明;対称性を考慮した生成 ほか)
付録 機械学習のキーワード

著者等紹介

岡野原大輔[オカノハラダイスケ]
1982年生まれ。2010年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了、博士(情報理工学)。2006年Preferred Infrastructureを共同で創業、2014年Preferred Networks(PFN)を共同で設立。現在、PFN代表取締役最高研究責任者、Preferred Computational ChemistryおよびPreferred Elements代表取締役社長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

20
生物的には拡散モデルが脳の神経ネットワークで実現されていると想像するが、言語的な面からも、それは使われていて、ひらめきなどの仕組みがそうではないかと、妄想していますw。2025/01/12

月をみるもの

14
LLM 本( https://bookmeter.com/books/21254905 )に続いて、今度は生成 AI の解説本。この本でなんとなく概要を掴んだあと、頑張って数式追う気になれば「拡散モデル」 ( https://bookmeter.com/books/20637092 ) にすすむとよいのであろう。。いまのLLM が「流れ」を使ったモデルではなく自己回帰モデルを採用している(そっちのが性能がいい)のは、言語が離散的で微分可能でないからでは? という解釈には頷ける。2025/01/12

キンケード&グリーンウェル

12
エネルギーとか、関数とか、確率と言った物理や数学の考え方が応用されていることがわかりました。難しいので簡単には理解できないが、少しでも分かろうとチャレンジするのは良い読書経験になりました。2025/05/10

まじぇすた

7
難しい理論や概念を日常の具体的な例えによるアナロジーで説明してくれるので、とても分かりやすい内容だった。特に1億円の寄付を例えた説明が非常に素晴しいと思った。また、各章の「まとめ」が非常に簡潔にまとまっていて良い。同じような説明が何度もされるが教育的なことを考えて敢えて説明を冗長にしているかもしれない。気軽に読める分、やや物足りなさも感じてしまうのは贅沢なんだろうな。2025/02/14

mft

7
生成AIの概要説明。広大な多次元空間の中の点を探すタスクだが、もっと小さな次元の潜在変数である程度統制されるというのは理解しやすい。がそういった発想だけではだめで、拡散モデルという、元データをランダムノイズで破壊していく過程を逆転させることで元データに近いものを取り出す手法が主に説明されている。「流れ」というのが副題にあるが連続流体をエネルギーの低い方へ流していくイメージで捉えれれるということらしい。色々なものがこういう枠組みだと見なせれば応用が利くのだろうな2025/01/25

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