出版社内容情報
数学者として将来活躍する少年少女を見抜くことはできるか。答えが一つの数学の試験採点は容易か。どのようなコースをたどって数学者になるのか。数学者のピークはいつごろで、どのくらいの年齢までアクティブに研究できるのか。世間のイメージとも他分野の理系研究者の感覚とも異なる数学者の実像と思考法がうかがえるエッセイ。
内容説明
数学者として将来活躍する少年少女を見抜くことはできるか。答えが一つの数学の試験採点は容易か。どのようなコースをたどって数学者になるのか。数学者のピークはいつごろで、どのくらいの年齢までアクティブに研究できるのか。世間のイメージとも他分野の理系研究者の感覚とも異なる数学者の実像と思考法がうかがえるエッセイ。
目次
数学者のなり方(頭の良さと研究;飛び級;日米大学の授業;アメリカ大学院留学;数学研究と英語;数学研究とフランス語;数学者のなり方;研究と年齢)
大学の中で(試験の採点;難しい試験・難しい授業;入学試験;専攻長・学科長;日本の大学の国際化;大学院重点化前の数学科大学院;数学研究への公的支援)
数学のコミュニティと研究(フィールズ賞と国際数学者会議;コロナ以後の海外出張;ルーマニアの数学;ジャーナルの編集委員;数学と物理学;数学とコンピュータ化学;数学者の時間感覚)
著者等紹介
河東泰之[カワヒガシヤスユキ]
東京大学大学院数理科学研究科教授。数学者。専門は作用素環論。1985年東京大学理学部数学科卒業。1987年同大学大学院理学系研究科修士課程修了。1989年カリフォルニア大学ロサンゼルス校数学科博士課程修了、Ph.D.取得。東京大学助手・講師・助教授を経て1999年より現職。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構客員上級科学研究員、理化学研究所客員主管研究員を兼任。2002年度日本数学会賞春季賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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