岩波科学ライブラリー<br> 数学者の思案

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岩波科学ライブラリー
数学者の思案

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000297271
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0341

出版社内容情報

数学者として将来活躍する少年少女を見抜くことはできるか。答えが一つの数学の試験採点は容易か。どのようなコースをたどって数学者になるのか。数学者のピークはいつごろで、どのくらいの年齢までアクティブに研究できるのか。世間のイメージとも他分野の理系研究者の感覚とも異なる数学者の実像と思考法がうかがえるエッセイ。

内容説明

数学者として将来活躍する少年少女を見抜くことはできるか。答えが一つの数学の試験採点は容易か。どのようなコースをたどって数学者になるのか。数学者のピークはいつごろで、どのくらいの年齢までアクティブに研究できるのか。世間のイメージとも他分野の理系研究者の感覚とも異なる数学者の実像と思考法がうかがえるエッセイ。

目次

数学者のなり方(頭の良さと研究;飛び級;日米大学の授業;アメリカ大学院留学;数学研究と英語;数学研究とフランス語;数学者のなり方;研究と年齢)
大学の中で(試験の採点;難しい試験・難しい授業;入学試験;専攻長・学科長;日本の大学の国際化;大学院重点化前の数学科大学院;数学研究への公的支援)
数学のコミュニティと研究(フィールズ賞と国際数学者会議;コロナ以後の海外出張;ルーマニアの数学;ジャーナルの編集委員;数学と物理学;数学とコンピュータ化学;数学者の時間感覚)

著者等紹介

河東泰之[カワヒガシヤスユキ]
東京大学大学院数理科学研究科教授。数学者。専門は作用素環論。1985年東京大学理学部数学科卒業。1987年同大学大学院理学系研究科修士課程修了。1989年カリフォルニア大学ロサンゼルス校数学科博士課程修了、Ph.D.取得。東京大学助手・講師・助教授を経て1999年より現職。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構客員上級科学研究員、理化学研究所客員主管研究員を兼任。2002年度日本数学会賞春季賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しろくまZ

12
数学者の河東泰之博士のエッセイ集。特別なことを書いてあるわけではないが、所々印象に残った箇所がある。アメリカの大学では大量の文献を授業の前に読むことを要求されることがあるが、数学の世界では全く違っていて、数学では速く読むとかたくさん読むとかいったことは少しも重要ではなく、そもそもそんなことは可能でもないとのこと。また、最後の方には数学研究と競争についての記述があったが、誰かと一刻を争って競争をしているのではないが、自分がやらなければこの分野が停滞してしまうと思って研究しているとのこと。幸せで羨ましいなあ。2024/12/28

maghrib

11
中学生で大学院レベルの数学書を読み、60過ぎても第一線の研究を続けている所謂「天才」数学者のエッセイ。そのような経歴を自慢も否定もせず数学の教育や研究についてバランスよく語っている。大学会議では他の理工学系より文学部と考え方があうこと、学生に本を厳密に読ませるセミナー教育は日本の大学独自であるが有用であること等。Webの「セミナーの準備のしかたについて」「どうでもよい記事」を面白く読んでいたのだが改めてまとめて読めてよかった。 https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/2024/10/02

mit

8
河東先生が数学の才能について書いたエッセイとなれば、数学が好きなら読みたくなるはず。2024/06/11

ばにき

7
面白かった。違う分野でも、特に数学の厳密さから学ぶことがある。筆者はシニアの研究者だが、現代的な考えを持っていて、数学で培った思考する力が関係しているのかもしれない。2024/10/21

skm

7
普段交流のない数学者。その中でも著名な河東先生のエッセーなので手に取ってみた。一人の数学者のものの考え方が興味深かった。特に、数学が他の科学と一線を画している、その歴史の長さに起因する時間スケールの長さに感銘を受けた。数学者、やはり格好いいな。2024/09/24

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