岩波科学ライブラリー<br> 竹取工学物語―土木工学者、植物にものづくりを学ぶ

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岩波科学ライブラリー
竹取工学物語―土木工学者、植物にものづくりを学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 118p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000297202
  • NDC分類 653.8
  • Cコード C0350

出版社内容情報

適度に硬く、しなやか。中空円筒構造。1日で1メートル近く高さを伸ばすこともある驚異の成長力。特異な生態、形状や性質ゆえに竹取の翁の時代から日本人の生活に溶け込んできた竹は、時に厄介者扱いも受ける。そんな竹に魅せられ、本来植物学者の研究対象であろう種々の植物に工学の視点で挑む研究者の、ちょっと考えさせられる物語。

内容説明

適度に硬く、しなやか。中空円筒構造。1日で1メートル近く高さを伸ばすこともある驚異の成長力。特異な生態、形状や性質ゆえに竹取の翁の時代から日本人の生活に溶け込んできた竹は、時に厄介者扱いも受ける。そんな竹に魅せられ、本来植物学者の研究対象であろう種々の植物に工学の視点で挑む研究者の、ちょっと考えさせられる物語。

目次

第1章 竹取の翁は優れたエンジニアだった?
第2章 竹の「節」がもつ力学的役割
第3章 竹の「維管束」がもつ力学的役割
第4章 植物の茎や枝の断面が「丸」であるのは当たり前?
第5章 植物が「高さ」を稼ぐための工夫
第6章 「しなり」と「形」を利用した先人たちの智恵と技術
第7章 科学技術に立脚した現代・未来の竹取物語

著者等紹介

佐藤太裕[サトウモトヒロ]
1997年、北海道大学工学部土木工学科卒業。2002年、同大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。北海道大学大学院工学研究科助手、助教、同大学院工学研究院北方圏環境政策工学部門准教授などを経て、北海道大学大学院工学研究院副研究院長/同研究院機械・宇宙航空工学部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

7
さらっと読める。竹の構造は力学的にとても理にかなっていて…という感じ。断面二次モーメントは中心軸より離れるほど大きくなるから、中心がギュッと詰まっているより、空洞にして外郭に断面を配置したほうが同じ断面積でも固くなる。さらに維管束の配置も外側に密集させることでより硬度を稼ぐ。また他の植物も茎の断面図は結構違っていて、それぞれ独自の自重を支えるために最適な形をとっている、という話が興味深かった。2024/03/15

kamekichi29

5
竹の凄さを、材料・構造力学的に解説されている。竹はすごいな。2025/01/21

三色かじ香

3
竹の性質について、材料力学の観点から説明された本です。竹、という身近なものが題材になっているのを差し引いても、一般の人にとっつきやすいような説明をされていて、とても分かりやすかったです。竹の節の間隔が真ん中だけ広がってるのは知らなかったし、それのメリットを材料力学的に説明できるのが面白いと感じました。2024/01/13

takao

2
ふむ2023/08/10

icon

1
動物は機械構造物、植物は土木構造物、なのではという話が面白かった。竹を細かく分析してみれば、構造的に大切なものが見えてきて、こういう研究者は面白そうだなって思った。 竹のもの、せっかくだし色々書いたいかも2024/11/01

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