出版社内容情報
適度に硬く、しなやか。中空円筒構造。1日で1メートル近く高さを伸ばすこともある驚異の成長力。特異な生態、形状や性質ゆえに竹取の翁の時代から日本人の生活に溶け込んできた竹は、時に厄介者扱いも受ける。そんな竹に魅せられ、本来植物学者の研究対象であろう種々の植物に工学の視点で挑む研究者の、ちょっと考えさせられる物語。
内容説明
適度に硬く、しなやか。中空円筒構造。1日で1メートル近く高さを伸ばすこともある驚異の成長力。特異な生態、形状や性質ゆえに竹取の翁の時代から日本人の生活に溶け込んできた竹は、時に厄介者扱いも受ける。そんな竹に魅せられ、本来植物学者の研究対象であろう種々の植物に工学の視点で挑む研究者の、ちょっと考えさせられる物語。
目次
第1章 竹取の翁は優れたエンジニアだった?
第2章 竹の「節」がもつ力学的役割
第3章 竹の「維管束」がもつ力学的役割
第4章 植物の茎や枝の断面が「丸」であるのは当たり前?
第5章 植物が「高さ」を稼ぐための工夫
第6章 「しなり」と「形」を利用した先人たちの智恵と技術
第7章 科学技術に立脚した現代・未来の竹取物語
著者等紹介
佐藤太裕[サトウモトヒロ]
1997年、北海道大学工学部土木工学科卒業。2002年、同大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。北海道大学大学院工学研究科助手、助教、同大学院工学研究院北方圏環境政策工学部門准教授などを経て、北海道大学大学院工学研究院副研究院長/同研究院機械・宇宙航空工学部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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