出版社内容情報
太古から人々は、水滴や水晶のプリズムを通った太陽光が波長によって分かれる様子を虹という現象を介して目撃していた。この古くから知られる「分光」が、太陽そして太陽系全体が何でできているのか、宇宙全体がどのようにしてできたかを教えてくれる。さまざまな分野と結びついて発展してきた宇宙の化学が解き明かす物質進化の物語。
内容説明
太古から人々は、水滴や水晶のプリズムを通った太陽光が波長によって分かれる様子を虹という現象を介して目撃していた。この古くから知られる「分光」が、太陽そして太陽系全体が何でできているのか、宇宙全体がどのようにしてできたかを教えてくれる。さまざまな分野と結びついて発展してきた宇宙の化学が解き明かす物質進化の物語。
目次
第1章 ガスの炎とプリズム
第2章 宇宙からの光
第3章 ビッグバン
第4章 原子から分子へ
第5章 宇宙における物質進化
第6章 より複雑な分子へ
第7章 宇宙の化学を研究する意味
著者等紹介
羽馬哲也[ハマテツヤ]
2007年、京都大学工学部工業化学科卒業。2009年、京都大学大学院工学研究科分子工学専攻修士課程修了。2010年、同博士課程修了。博士(工学)。北海道大学低温科学研究所助教を経て、2020年より東京大学先進科学研究機構准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tom
17
この本は面白い。宇宙が始まった138億年前に何が起き、どんな経過でさまざまな物質に溢れる世界が形成されたのかを解説してくれる。宇宙空間に一番たくさんあるのは水素ついでヘリウム、そこから現れた様々な物質、これを明らかにするのが光の分析(プリズムを使う)。そうして、現在の宇宙は水や一酸化炭素、多種多様の有機物(アルコールまである)でいっぱいになっていて、これは「はやぶさ2」が持ち帰ったサンプルの分析の結果でもある。不思議に思っていたことが見事に解消、私は大喜びをして読んでしまった。2026/06/13
takao
2
・星間分子を波長で知る2023/05/05
Steppenwolf
0
G読み始めた当初ビッグバン以降様々な原子が形成される過程を述べるのかなと勘違いした.実際は,水素,酸素,炭素などから分子の形成する過程を説明していた.前半は,すでに別の著作を読んでいたのと大雑把には知っていることであった.しかし,宇宙空間における分子形成については想像すらしていなかったことなので結構興味深く読めた.2023/05/08
skm
0
宇宙と化学という組み合わせに興味があり読んでみた。ガスバーナーの光とライターの光の分布の違いが印象に残った。宇宙での分子形成は一筋縄ではいかないのだなあ。2023/03/11




