岩波科学ライブラリー<br> 電柱鳥類学―スズメはどこに止まってる?

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岩波科学ライブラリー
電柱鳥類学―スズメはどこに止まってる?

  • 三上 修【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000296984
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C0345

出版社内容情報

電柱といえば鳥、電線といえば鳥。でも、そこで何をしているの?カラスは「はじっこ派」?感電しないのはなぜ?--電柱や電線の鳥に注目したら見えてきた、その知られざる生態、電柱・電線の意外な姿、電力会社と鳥たちの終わりなき知恵比べ。あなたの街にもきっとある、鳥と電柱、そして人のささやかなつながりを、第一人者が描き出す。

内容説明

電柱といえば鳥、電線といえば鳥。でも、そこで対をしているの?カラスは「はじっこ派」?感電しないのはなぜ?―電柱や電線の鳥に注目したら見えてきた、その知られざる生態、電柱・電線の意外な姿、電力会社と鳥たちの終わりなき知恵比べ。あなたの街にもきっとある、鳥と電柱、そして人のささやかなつながりを、第一人者が描き出す。

目次

1 電柱と電線の基礎知識
2 鳥、電線に止まる
3 感電しない鳥たち
4 鳥、電柱に巣を作る
5 電力会社、鳥と闘う
エピローグ 電柱鳥類学の将来

著者等紹介

三上修[ミカミオサム]
1974年松江市生まれ。2004年東北大学大学院博士課程修了。博士(理学)。鳥類学者。スズメをはじめとした、都市に生息する鳥類を対象に研究をしている。現在、北海道教育大学函館校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

136
これは鳥類学というより電柱学だ。本題に入る前の基礎知識として電柱と電線についての解説が半端ない。考えてみればカラスやウグイスに対する関心は電柱に対するよりはるかに高い。電信柱は視界に入っているが見えていない。勿論、電線は適当に張られてるわけではない。上から三本の高圧電力線(6600V)、その下の同じく三本の低圧電力線(各家庭配電用100/200V)。そして更に下に電話線などの通信線。電力線の上に架空地線という落雷対策のための細い線が有ることもある等々、もっと詳しい。思わず家の前の電線を数えてしまった。2021/07/26

徒花

122
まあまあよかった。タイトルの通りだけど、電柱が大好きな鳥類学者がまちなかの電柱とまちなかの鳥との関係性について述べた一冊。どうもアニオタっぽくて、たまーにアニメの知見からくる表現が出てくるし、溢れ出る電柱愛(と鳥愛)が炸裂する文章は読んでいておもしろい。まだいろいろと調査している最中のものが多くてわからないことも多いけれど、どちらかというと電柱に対する知識が深まる。2022/10/11

へくとぱすかる

106
『スズメ』の著者だから鳥類の本だと思っていたが、力点の半分程度は電柱そのものにも注がれている。つまり電柱学でもあり、鳥類学でもあるんだな。そういう点も含めて、実にユーモアたっぷりなのが気に入った。かの鉄塔文学というジャンルにも通じるような、工業的にマニアックな志向も感じられるし、ますます好感度が高まる。コラムにズバリ「電線音頭」までが引用されている(笑)。この実に現代日本的風景が、電気技術史、将来の電力線地中化を思えば、それが見られるのも、時代的に貴重な一瞬なのかもしれないとは、なかなか気づけない視点だ。2021/03/04

hiro

101
コロナ禍で運動不足解消に近所を散歩する機会が増えたが、その途中、スズメ、カラス、ハト以外にも身近に多くの種類の鳥がいることに気が付いた。そんな時に読書メーターで知ったこの本の題名が気になり、図書館で蔵書検索するとヒットしたのですぐに予約した。内容は、電柱と電線の基礎知識に始まり、電線に止まる鳥について、なぜ鳥は感電しないのか、なぜ電柱に巣を作るのか、さらに電力会社と鳥との“戦い”と続いたが、最後まで面白く読むことができた。今後は確実に、電線に止まっている身近な鳥を見上げることが増えるだろう。2021/03/28

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

85
(2024-32)【図書館本】スズメ博士三上先生の本。電柱と鳥と言うと🎵電線に、スズメが3羽とまってた🎵と言うあの歌を思い出すのだが、本文中に「ご年配の方に電線と鳥の話をすると高確率で出てくる」と書かれていた(笑)。そうかぁ、彼は一回り近く違うからなぁ。電柱に営巣する野鳥は多いけど、停電事故も問題となる。以前の職場でカラスの巣が原因で停電し1,000万円単位の損害が〜。それ以来営巣時期になると毎日パトロールすることになった。人と野鳥が上手く付き合うのは難しい。★★★+2024/02/28

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