出版社内容情報
ワインの栓を抜くように?鯛焼きを鋳型で焼くように!? 謎だらけの昆虫の交尾に魅せられた研究者が真実を解き明かす、知的探求の書。
内容説明
ワインの栓を抜くように、鯛焼きを鋳型で焼くように―!?昆虫の交尾は、奇想天外・摩訶不思議。その謎に魅せられた研究者が、ときには吸血昆虫を飼育するため自らの血を与え、観察中のメスが受精すれば自分が虫のオスになったように感動しながら、徹底した観察と実験で真実を解き明かしてゆく、サイエンス・エンタメノンフィクション!
目次
第1章 オスとは?メスとは?交尾とは?(僕はなぜオスなのか?;ダーウィンの悩み ほか)
第2章 交尾をめぐる飽くなき攻防(大進化!オスたちの戦略―精子を掻き出すトンボ;ワインの栓を抜くように―「掻き出しへの対抗」に対抗するジャコウアゲハ ほか)
第3章 パズルは解けるか?長ーい、交尾器の秘密(子煩悩なムシ、ハサミムシとの出会い;卒論はつらいよ ほか)
第4章 北へ南へ、新たな謎との出会い(ここでも、「二つある」問題;精子を渡す機能の「引っ越し」 ほか)
第5章 主役はメス!―交尾器研究の最前線へ(大疑問、なぜメスは何度も交尾するのか?;数より質―遺伝的な利益とメスの好み ほか)
著者等紹介
上村佳孝[カミムラヨシタカ]
慶應義塾大学商学部准教授。1976年生。東京都立大学(現、首都大学東京)理学部生物学科卒業(動物生態学研究室)。同大学院博士課程単位取得退学。博士(理学)。立正大学地球環境科学部助手、北海道大学大学院農学研究院助教などを経て、2013年より現職。昆虫の交尾器・繁殖の進化研究を続けながら、文系学生を対象とした生物学教育に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鯖
舟江
toshi
月をみるもの
しゃんしゃん
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